スペースマウンテンと私の話
今日も起きれました。
自然に目が覚めた朝5時。
いやでも流石になーとボーっとしながら過ごし6時。今日はいつもより早めに起きます。
今日はディズニーランドに来ました。
私ほどの人間になれば、ディズニーに一人で来るなど容易なことです。恥ずかしいなどもう思わなくなりました。
同期に誕プレで貰ったカチューシャを添えて。
さて、今日の目的は『スペースマウンテンに乗る』こと。
スペースマウンテンといえばスプラッシュマウンテン・ビックサンダーマウンテンとともに数えられるディズニーランドのいわゆる絶叫系。その中でも真っ暗闇をものすごい勢いで駆け抜けていくスペースマウンテンは他の2つとは違った魅力があります。
そんなスペースマウンテンですが、改修工事のため、今年の7月末でクローズとなります。新しいのができるのは2027年らしく、ずいぶんと先です。今はラストランのイベントも行っており、所謂乗り納めという雰囲気で今大盛況です。
私がスペースマウンテンに乗ったのは記憶してる限り過去3回。大学生の頃から何回か行ってる割にこの回数なのは、『何故か行くといつもやってない』からです。
なんでなんですかね？
そんなタイミングの合わないスペースマウンテンに初めて乗ったのは大学の頃、当時彼氏だった配偶者とのデートです。
配偶者に『眼鏡は飛ぶから外したほうが良い』と言われ外したところ、何にも見えなくて文句を言ったのを思い出します。（実際、ほんとに何も見えてないだけなんですけどね）
そして2年前の1月、初めての一人ディズニーで2回乗りました。最初は真ん中くらいで乗れたのですが、2回目はまさかの最前列！
悲鳴をあげることもできずに、同期に頼まれていた干支プーさんとマスクが吹き飛びそうになるのを抑えながら乗りました。もうマジで怖かった。ほんとに怖かった。私より前に犠牲になる人間がいないことがまっっっじで怖かった。ほんとに怖い。
まぁ、そんなスペースマウンテンにあわよくば2回は乗りたい。最低でも1回は乗る。そんな思いでプライオリティ・パスを11:00で取得。やったね。
それまでの時間を大好きなロジャーラビットとカートゥーンスピンやホーンテッドマンション、ピーターパンなどで満たします。
良いアトラクションです
今日はアリスのティーパーティー（いわゆるコーヒーカップ）にも乗りました。
何となく一人では乗りにくい乗り物。しかし動画を取ることで寂しさをごまかし、無事に乗ることができました。これでなんだか強くなった気持ち。ベイマックスは乗れるのにね。
さて11時になりついにスペースマウンテンに向かいます。
さらっと入り、長い長い列を並びます。
もう一回乗ろうかなどうしようかななんて考えながら思い出を振り返ります。あのプーさんは無事に渡せたんだよなとか、たまに乗るとすぐ最前とかで困っちゃうよな〜なんて思い、列の先にようやく見えてきました。
「1名様ですか〜、では一番前にお願いします！」
「ふぁ？」
えっ嘘やん。なになになに聞き間違い？？？でも案内されたのは最前。
一人で最前。うそうそうそ。今日はプーさんもいないんやぞ？？？？誰が私を慰めてくれるんや？誰が私を励ましてくれるんや？誰が私と一緒に……。
後ろのカップルが「怖い〜」なんて言ってるけどいま一番怖いのは私だぞ！？！？
そして光の海に放出される私。
前に人は見えずに絶望のレーンだけが見えます。なにこれデジャヴ。
そこからはまた悲鳴を上げることすらできないまま、体の許容を越えた上に下に右に左に振り回されて（マジで一回変な方向に曲がった）、若干のフラつきと吐き気を残して体験は終わりました。
私はこう思いました。
『もう乗り納めでいいや！！！』
だって次乗って最前に乗れると思わないし。
むしろこんな最後までキマったライドをしてくれたスペースマウンテンに大感謝の意を述べたいです。
その後は美女と野獣に80分並んだり、クリスタルパレスでご飯を食べたりしました。
何度乗っても泣いてしまう。
そんな感じのインパでした。いやー良き日でした。
もしかしたらもう一回行くかもしれず、そうすると乗り納めじゃなくなる……まぁええわ！
そんな感じです
それではおやすみなさい
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