感覚と価値観の違い。お金ってなんなんだ?と考えても答えはみつからない。

「十人十色」を原則として独自の主観による独り言です。

とある商店で買い物をしていると仮定します。レジに並び代金を支払う、今でこそは機械による計算ですからそうそう間違いは起こさないのですが、代金である数百円に対し、1000円を支払ったのに対し、お釣りがそれ以上に手渡された経験がある方もいらっしゃると思います。お釣りが不足している時は、「間違ってます」と客の立場である時は、店員に伝え、キチンとしたお釣りを求めます。しかし、金額が多く渡されたときはどうされていますか?

とある飲食店でお会計を済ませた時に、店員さんのミスにより、注文した商品が配膳されているのにも関わらず伝票には記載していなかった、また、お会計時に8人で食事に行き、2テーブルに分かれて会食後のお会計時に1テーブル分しか代金支払いを提示されなかった。店員さんもミスに気付いていないという状況

2つの例を上げました。

生活をしていれば、お金を渡す場面、お金をいただく場面が常に訪れています。しかし人間はミスを発生させることも多々ある為、このような状況または、似たような状況がたくさん巡ってきます。

自分が損となる事は指摘し、自分が得をする事は指摘せず「ラッキー」「黙っとこう」「得したね」などと思う人も実際にいるのではないでしょうか。

では、仮にですが「ラッキー!」と思われた人は、日常生活においてなんらかの不利益が発生した時は、仕方がない。自分のミスだから。諦めも肝心。など、相手を責めることなく自分の過ちとして認めるのでしょうか。

自分都合で損得勘定しているとしたならば、相手都合で損得勘定されてしまっても文句も言えないと私は考えます。

大工さんは、お客様が注文された「ウッドデッキの制作」をお見積りとして提出する際に過度なお見積金額として金銭を上乗せした。通常の必要経費として20万円(人件費込み)で完成が見込まれるところ、20万円の利益(純利益)を上乗せし、40万円としてお客様に見積もりを提出した結果、お客様が承諾をし発注契約を締結した場合、結果的には大工さんは必要経費を除いた上で20万円の報酬を得られる事となる。

大工さんからすれば「商売だから当然の事」「利益を上げるのが普通だろう」「適正価格」

お客様からすれば「ぼったくりだ!」「知識が無い事を良い事に、いいくるめられた」「高い!」

当然ながら、双方の視点の違いにより正反対の意見が交わされる。しかし、当然の如くクレームが発生するだろうと想定できる。

では、この大工さんが50万円が相場価格帯の軽トラックの中古車を買おうとした時、車に知識が無いものだから、カーショップ店員にあれもこれもオプションで付けたほうがいいと営業で薦められて、必要以上のお金を支払ったとしよう。大工さんは車に全く知識がなかった為、30万円程度の過剰な利益分を支払っていたとした場合、これも商売だから問題ないのだろうか。

私は、お金は大事であると理解しつつも、自分の能力や成果以上の金銭の要求はどうすべきなのかが人によって異なる考えを持っているであろうと感じます。正解も無ければ間違いもないのかもしれません。しかしどんな形であったとしても、結果的には因果応報とことわざがあるように、自分の行いは返ってくると信じています。良い事にしても悪い事にしても。


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