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「室外機好き」でも「数字好き」でも


息子は1歳の頃から「好きなものが変わってるなあ」と思うことが多かった。

最初はアルファベットと数字。

言葉の出始めも数字や文字が1番だったし、外で見かけるたびに連呼していた。


車などの乗り物が大好きになってからは、とにかくナンバープレート!!

ナンバープレートで数字だけでなく、ひらがなも全部覚えてしまっていた。


でも文字や数字なら今後に生きるしいっか!と思えていたのだけれど

ひとつ、びっくりしたのが「室外機」(笑)


一歳半ばだったかなあ。
外で見かける室外機という室外機を指差す日々。

地面に置いてあるものだけでなく、ベランダのもの、屋根に乗っかっているものまで指したときには、その室外機探査レーザーに驚いた。

私も「室外機だね〜」ばかりじゃつまらないので「あれはパナソニックだねえ」「お!ダイキン!」などとメーカーを答える変な大人🤣

人様の家を覗き込むようなことはしたくないので、ササッと通り過ぎながら小声の室外機めぐりを繰り返していた(笑)



◆今は笑って話せるけれど…

私の母とも「あの頃あんなに室外機好きだったのにねえ〜」と笑い話にできるほど、今は思い出の一つなのだけれど


当時はまあまあ悩んでいた。


室外機や数字、文字に固執するのがちょっと不思議なことなのではないか、と不安になったり

大学時代に勉強した発達支援を要する子の特徴と似ているかも?と感じてしまったり。
(2歳まで発語が少なかったのも影響してる)


無理に辞めさせる必要は全くない!
今息子が興味をもっていることなんだ!

とわかってはいても、どこか


「もっと視野を広げなければ」
「いろんなことに興味をもたせなければ」


と焦っている自分がいたと思う。



◆3歳になった今


そんな息子も最近3歳になり、2歳の誕生日では単語をポツポツ話しているだけだったのに、

今はうるさいくらいに喋りまくっている。

「なんで?」「どうして?」
「〇〇(息子の名前)はさ〜、こう思うのよ〜だから今はできないんだっ!オッケー?」

などと理由をつけてやるべきことを拒否してくる(笑)


好きなものも色々と移り変わり

数字、アルファベットだけだったところから
トーマス好き、乗り物どハマり、特に電車。

車の名前を一通り覚えたら、次はひらがな。

アンパンマンに一時期ハマったけど
あっという間に通り過ぎて

今は少し恐竜や海の生き物に興味をもち始めてる。
ごっこ遊びも大好き。


歌やダンスはずーっと好きかな。
テレビはずっとEテレラブ。

(こうやって書いてるとよくある子どもの好きなものブームと似ているのかも?😂)



◆何かにハマる時期ほど貴重な期間はない!


わたしはたぶん
あまり一つのことにどっぷりハマらない
広ーく浅く学ぶタイプの人間だと思うのだけど
(幼少期はわからない。でもモノにこだわらない子どもだったとはよく言われる。)

息子は狭く深く、どちらかといえばオタク気質なのかなと思っていた。

でも決してそんなことはなさそう。

※オタク気質は悪い意味ではない。むしろ深く知れるってすごいこと。私もそうなりたい、何か強みを一つでも見つけたいと思っている。


好きなもの、興味があるものも変わっていくし、長い間離れてしまうと記憶も薄れていく。

(トーマスも一時期ほぼ全てのキャラクター名を覚えていたけど今は全然!忘れてそう。)



だからこそ、何かにハマった期間を大事にしたいと強く思うようになった。


息子が1歳の頃も漠然と思ってはいたのだけれど、前述した通り成長への不安が勝ってしまったり、私が全力で付き合えてないなと感じたり。


丸3年子育てをしてみて

もちろんまだまだペーペーだけれど、子どもの成長、興味のもち方、その変化を目の当たりにして


今大事にしたいことは

息子の好きなことにとことん付き合う!!
ということだ!!

と断言できるようになった。


興味をもった時の吸収力はハンパない!

目がキラキラしているし、私には考えつかないような発想をすることもある。


それに思いきり付き合っていきたいな、と思えるようになったのだ。やっと。


(余談)

とことん付き合うと、知らなかった発見が大人でも沢山あって面白い。

電車は細かいところはよく分からんけど存在自体はカッコいいと思えるようになった!

息子と色んな駅行って電車見たり、特急電車に乗ったりするの楽しい!


少し前に「TRAIN SUITE 四季島」という列車を偶然見れた時は超絶興奮した!!

心臓がバクバクしてたし「私もこれで鉄オタの仲間入りか!?」と本気で思った。(すみません全然詳しくないです)



◆この記事を書こうと思ったのは

「こんなものに興味をもってて大丈夫!?」

「興味の幅が狭いんじゃないかしら…」

と不安に思われるおうちの方も多いのではないかと感じたから。


色んな場合があって、もちろんみんながみんな、うちの息子のような場合ではないのだけれど


室外機めぐりばかりしていた子も、今では室外機を「扇風機?」というくらいの変わりよう、成長?をしてますよ、とこの記事を通して伝えたかった。


好きなものにどっぷり浸かることのできる期間はそう長くはない。

むしろもう少し大きくなったら、どんどん学べー!幅広く勉強しろー!と否が応でも色んなことを学ばざるを得なくなる。

好きなことに没頭できる時間が限られてくるかもしれない。


だからこそ、今だからこそできる「没頭」をするべきなんだと痛感した、という話です☺️


仮に息子みたいに好きなものが移り変わることなく、ひたすら一つの道を極めるタイプだったとしても、それはものすんごい才能だと思う。

(ギョギョギョ!のさかなクンタイプかな?さかなクンのお母さんもとことん付き合って彼の才能を大切にした、というお話で有名ですもんね。)




暑くなってきたから散歩や電車めぐりはほどほどに、

今の息子の好きなものを、私もマスターする勢いで共に学ぶぞー!!💪

(恐竜カタカナばかりで似ているものたくさんあってムズカシイ!🤣まだ私がハマることができてない笑)




◇次は今回の内容から派生して

「ひらがな等、文字の早期教育はダメなのか?」

について自論を書いてみたいと思ってます☺️



最後までお読みいただきありがとうございました!!


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