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流されて早10年、もうすぐ30歳

2024年が終わる頃に僕は29歳になる。
男性。

この前28歳になったばかりだ。30代という未来が歩み寄ってきているのはひしひしと伝わってきている。
という状況で、貯金なし、借金あり、奥さんなしではあるが全く絶望していない。類まれなるポジティブか現実逃避が起きているか。後者だと思うけど、正味どちらか分からない。

10年前、僕は高校生も終盤に差し掛かり、どの大学に行くのかが決まる節目だった。
広島県の片田舎出身で、実家と岡山県を行き来して登下校し、その限りなく狭い領域が僕の知る世界だった。
後、今思うと裕福な家庭ではあった。

当時、世間ではなにが流行っていたのかはあまり覚えていない。
田舎の世界ではスマホ、LINEを高校生が使い始めてようやく当たり前になってきたか、くらいの時代感かなと思う。
この10年間は中学・高校生までの自分が想像していなかったことばかりで斬新奇抜なイベントが起きてきたけど(そう思いたい)、30歳が近くなるにつれ、自分が生きてきた人生は正解だったのか?(この言葉が適切かどうかすら分からない)
すごく気になっている。

別に誰が見るでもないけれど、そろそろ整理をしてみる。
何をするのかといえば、10年を振り返ってみたい。目を向けたことはあまりないことと、想像以上の世間知らずだったことから18歳からは刺激的なことばかりだったかもしれない。というのが理由だ。

「20代でやるべきこと10選!」「20代はこう生きろ」「20代の生き方で人生は決まる」そういった類の記事、書籍、動画が自分を不安にさせてきていて、結局そこに書いてあることは成し遂げられていないだろう。大体半分以上。
煽られた後、自分の肯定感を上げるために、「〇〇に向いている人の特徴」のような情報を見つけにいく。あてはまるものを見つけて自分は大丈夫だと、一時の安心感を得て、また不安にまみれた現実に戻る。

自分の人生は現状では良いのか悪いのか、まあまだまし、である。大学は志望校に行けたし、今はベンチャー企業の中で役位があるクラスにはなっている。
流された環境を正にする能力に自負はある。

でも、このまま30代を迎えていいのかなという感情は湧いていて、それが紛れもなく葛藤を引き起こしている。明確ではない。何かの葛藤、である。
自分が何者なのかは理解度を深めて、良い大人になっていけたらと思う。
まだまだ子供すぎるから。

何かが見つかってほしい。

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