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感動したCM:犯罪者のセリフ

コピーライターの勉強を始めたペンガールです。
(ペンガールは社内変革のコミュニケーションの仕事をしていますが、コミュニケーションを深めたいということで、コピーライター講座を通いはじめました)

勉強のメモとして投稿します。


今日2021年受賞したコピーのなかでいいなあと思ったのは、

「親切な人に見つけてもらってね」は「犯罪者のセリフ」


ターゲットしている人たちは、おそらく動物捨てる行為は犯罪だと理解していない人たち

  • その人たちにとっての既成概念:捨てることは仕方ないこと。私も寂しい(自分のことしか思っていない)

  • 広告伝えたいメッセージ:捨てる行為は犯罪

それをどう表現したかというと、「親切な人に見つけてもらってね」の一見親切そうに見えるセリフも、犯罪者のセリフです。

そのギャップが人にぱっとさせて、強い印象を残したと思います。

少し思い出させてもらった広告としては、DVの広告です。

愛情がズレただけ?いいえ、それは暴力です。

  • 対象者は、DVをする人、される人、その人たちの概念としては、「それは愛情表現のひとつ」の間違った認識があります。

  • それを端的に伝えたのは、「それは暴力です」

絵の表現がすごいなと感動しました。

社内のコミュニケーションの場合、このぐらいギャップのあるキャッチコピーにしていきたいですね。

最後、絵を使わせていただいた4hintaroさんに感謝です。


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