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公認心理士が不在で体調不安定な私はどうなるんだろう

以前から私は「気分障害(うつ病の中のひとつ)」を患っていて、長年治療を続けています。

私の場合は、医師の診察から投薬治療と心理療法(カウンセリング)を受けて、寛解(精神疾患の場合は完治とは言わない)するように、自分でもできること(ヨガやフルート演奏)しています。

医師だけだと私の場合は、寛解が難しいと判断されたことや、ちょうど通っている病院に「公認心理士」が常駐しているので、心理療法を病院内の秘密の部屋で受けていました。

家族にも友達にも理解してもらえないことや、自分の中でもやもやしていることを吐き出せる唯一の場所でした。

最初戸惑ったり、途中で嫌になることはあって、「心理士さんとの相性問題」は多々あって、私は話しやすくて気さくな方だったのでトラブルなしで心理療法を受けていました。

ある日、悩む日がスタートしました。

心理士さんが女性で「おめでた」になりまして、来年4月に産休を取ることになりました。

「産休のみ」だから、体調を見ながら戻ってくることはできるんですね。

まだまだ先だから大丈夫と思っていたら、人生そううまい話はありません。

心理士さんのお母様が終末期ケア(末期癌)で在宅を選んだ為に、兄弟姉妹会議の結果、心理士さんは実家がある北海道に介護休暇で戻ることになったのです。

病院に入院させる道はあったそうですが、北海道の田舎町で入院・終末期となると面会や看取りができないと聞き、私からは「行かないで!」とは言えません。

先月で一旦心理療法は中止となり、投薬のみ診察が今月から始まりました。


ほかにも心理療法を受けている方は多くいたので、病院側は急いで公認心理士の募集をかけて、面接も行なっているようですが、なかなか見つからず。

私は「なんとか見つかるし、いい先生が来てくれる」と思おうと思いました。

ただ、脳みそが素直に反応して、かなりショックを受けているんです。

頭痛や息苦しさは出るし、簿記などの勉強が捗らない、わけもなく出てくる涙。

家事も辛く感じて「できない。無理。」と泣き出すようになってしまいました。

娘や夫が気づいてくれて、家族で家事を分担してくれています。
実家にも連絡してくれたので、両親が来る日を決めて、家事や日持ちするおかずを用意してくれます。


自分しかいない日は、できることだけはやって、ほとんどベッドかリビングで寝ています。

リビングには、うさぎの「もちお」とチワワの「マロン」がいるので、動物がいる部屋にいる方が落ち着くから。

たまに、こうしてパソコンをいじったり、日本習字の課題を書いていますが、集中力が途切れたり考え込むと頭痛がひどくなるので、不調が出た時は休むようにしています。

主治医の許可をもらって、個人で開いているカウンセリングルームに移るということはできます。

しかし、今「自立支援医療(精神通院)制度」を利用して1割で受診している条件から外れることになり、カウンセリングのみ実費(6000〜10000円)で受けなければなりません。

心理士さんとの相性が良ければいいのですが、「必ず相性がいい」という保証がないので、新しい心理士さんがくるのを待つしかありませんし、金銭的な問題で外部のカウンセリングルームを利用するのも、家計には痛いのです。


一部の方で「自立支援医療(精神通院)制度」について、誤解されている方がいて、過去に説明するのに苦労したことがあります。

私の場合は、心理士による「心理療法」は必要で、外すことはできないと判断されています。

私にとっての命綱ともいえるのですが、日本の心理士養成などが遅れていたり曖昧だったりすることで、いざという時に今回のように「心理士不在」が起きてしまいます。

「誰にも言えないことを話をして、自分の心の癖を知りいい方向に整える」

心理療法とは、私の中ではこう解釈していて、心理士さんを信頼していたのですが、話せない・会えないというのはとてもとてもつらいです。

心理士さんがいなくなることで、寝込むなんて私自身想像ができなかったし、想定外だったので、びっくりしているし、早く心理士さんが来てほしいいのです。

今月以降からは忙しくなるし、とにかく体調を取り戻したい。

あまり楽しくない話で申し訳ないけれど、人間の心とはちょっとしたことで脆いこともあるというのは知ってもらえたらと思います。



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