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乙女なりのマスクへのこだわりってあるのね

学校が再開しているけれど、様々な制約の中で娘は学校生活をそれなりに過ごしています。

「3密」を避ける為の対策はしていただいているようですが、家を出てから帰宅するまで、食事以外はマスクを外すことは禁止されています。

今では不織布マスクが多く出回るようになったので、分散登校が始まった時は、不織布マスクをつけて学校へ行っていたけれど、「ママ、鼻のあたりがすごくかゆい。つらいよ」と不織布マスクを嫌がり始めました。

娘の肌は敏感肌。短時間なら不織布マスクでも耐えられるんだろうと思います。でも、通学や校内にいる時はマスクを外していると怒られてしまいます。

マスクについて「こうでなきゃダメ!」て規則があるか、娘から聞いてみたところ、制約はなくて手作りマスクや、市販の布マスクでも色付きは大丈夫という話でした。

これは、不織布マスクがどこにもなくて、手作りマスクの材料さえもない時に、私の身の回りのものであった材料で作ったマスクです。

このタイプを娘にも作ったけれど、気恥ずかしいと学校へいく時に使うのを拒否されました。理由はマスクゴム代わりにつかっている「ズバゲッティ編み」の紐がごついと言われました。

実際は、適度な伸縮性があって耳への負担も軽くて、私はこれをいまでも使っていますが、子供心にいろいろと言われるのはいやだったのだと思います。

たまたま、中高生がメインで私でも買える洋服屋さんのマスクが気に入って、購入しました。

これは通年使用OKのマスクで、メッシュ織りの生地を使っているからと気に入ってくれました。

こちらのマスクを使うようになってから、鼻周辺のかぶれはなくなったものの、私のマスクを拒否する理由がもうひとつありました。

クラスメイトでお洒落なマスクをつけている子が結構おおくて、母の手作りマスクも悪くはないけれど、気恥ずかしさがあって、どうしても使いづらかったとこそっと話してくれました。

そりゃ、有り合わせのもので作ってるし、中高生が求める可愛らしさってのもわかりにくいので、母としては「多分人気悪いだろうな」とは思っていました。

それと、やはり素人が作るマスクでは、マスクの中で蒸れてしまって、逆にかぶれの原因を出してしまいます。一度、自分の手作りマスクで自分が被験者になって試したけれど、一日中つけるなんて無理!

そう思うと、メーカーが売り出しているマスクがやはり一日中つけにはいいのかなと思います。

でも、中高生に人気がある洋服屋さんが出しているマスクなので、さりげないお洒落感をよく理解して販売していますよね。それには、母は負けました。

いろいろと制約のある中で大変だろうから、少しぐらいは大人っぽいようなお洒落感があるマスクってこだわるんだろうと。

それだけ、どんどん大人へ成長しているんだなって、思いました。

ちなみに、この購入したマスクは2枚で590円。手軽さもあったから欲しがったのかもしれません。

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