2019年に観た映画ベスト10

1. 万引き家族(是枝裕和監督)
2. さよなら、僕のマンハッタン(マーク・ウェブ監督)
3. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(クエンティン・タランティーノ監督)
4. お嬢さん(パク・チャヌク監督)
5. 聖なる鹿殺し(ヨルゴス・ランティモス監督)
6. ジョーカー(トッド・フィリップス監督)
7. 犬ヶ島(ウェス・アンダーソン監督)
8. フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(ショーン・ベイカー監督)
9. アイ・オリジンズ(マイク・ケイヒル監督)
10. サスペリア(2018)(ルカ・グァダニーノ監督)

2019年は325本の映画を観た。引越をした影響で、前年より100本以上少なくなったが、まあ十分だ。ベスト10に挙げた映画はどれもすばらしく、心と体にたっぷり栄養が得られたり、多量の毒で痺れて悶絶したりした。2020年もよい映画にたくさん出会いたい。

(小沼一志)

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1. 荒野にて(アンドリュー・ヘイ監督)
2. ファントム・スレッド(ポール・トーマス・アンダーソン監督)
3. セールスマン(アスガー・ファルハディ監督)
4. バーニング 劇場版(イ・チャンドン監督)
5. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(クエンティン・タランティーノ監督)
6. A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(デヴィッド・ロウリー監督)
7. ボーダー 二つの世界(アリ・アッバシ監督)
8. ヘレディタリー 継承(アリ・アスター監督)
9. サスペリア(2018)(ルカ・グァダニーノ監督)
10. ホテル・ムンバイ(アンソニー・マラス監督)

劇場で観たのは5、7、10だけ。1-2年前の作品をネットで観るのが中心になってしまった。
自分の好みから外れた作品に出会うにはどうしたらいいか、考えないと。
MUBIは以前から気になっているので、今年は検討したい。(やはり日本語字幕がほしい..)

(安田寿之)

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1.ローマ(アルフォンソ・キュアロン監督)
2.サスペリア(2018)(ルカ・グァダニーノ監督)
3.ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(クエンティン・タランティーノ監督)
4.ジョーカー(トッド・フィリップス監督)
5.万引き家族(是枝裕和監督)
6.セールスマン(アスガー・ファルハディ監督)
7.さよなら、僕のマンハッタン(マーク・ウェブ監督)
8.20センチュリー・ウーマン(マイク・ミルズ監督)
9. 誰もがそれを知っている(アスガー・ファルハディ監督)
10.7s セブンス(藤井道人監督)

番外編:レトロスペクティブ部門
金賞 ローズマリーの赤ちゃん(ロマン・ポランスキー監督)
銀賞 キング・オブ・コメディ(マーティン・スコセッシ監督)

Amazon PrimeやNETFLIXのおかげで、過去に見逃していたり、最後まで見られなかった古典的名作を探し出して自宅で見られるようになった。そんな作品を19年度ランキングとは別建てにしてみることにした。19年度ランキングの3位、4位と関連した作品になってしまったけれど、別に意識したものではない。でも、両方の映画を見た人には、それぞれ見てもらって、感想を聞かせてほしい。

「ローズマリー…」は子供の頃、テレビでほんのさわりを見ただけで正体不明の怖さにビビってしまい、最後まで見ることができなかった。改めて見てみたが、今のホラー映画に必須の凄惨な流血シーンは無いものの、得体の知れない不気味な空気感は、ヲッサンになった今でもザワザワする。あの電話ボックスのシーンは悲鳴モンです!
「キング・オブ…」は4位の「ジョーカー」の元ネタというか、コメディ版というか、合わせ鏡のような作品。デ・ニーロ主演だからという訳ではないけど、ある意味「タクシー・ドライバー」にも通じる部分がある。

(石井裕)

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