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無人駅、改札なしが普通のドイツ🇩🇪

ドイツの駅、改札がありません。
ホームへはフリーアクセス。
ホームや、その辺りの券売機で切符を買って乗ります。
どこで切符をチェックするかというと…
長距離でない限り、そのまま!

ただし、たまに検札の人が車内にいます。いつもではなく、月1位、たまに会う感じ。

大体、2-3人が組になって、回っていて、チケットを次々みていきます。

日本の車掌さんの「切符を拝見します」という丁寧な感じでなく、怖い顔で、「カルテ!」(切符もカルテといいます)と。

で、もし、持ってない場合は、60ユーロ(8000円位、今はもっと上がっているかも。)の罰金。手持ちがなければ、交通違反切符のように、住所などを示して、後日支払わないといけない形です。

切符は市内で片道2.9ユーロ 位だった記憶。安くありません。切符なしで乗る人もいるけれど、60ユーロ の罰金はリスクなので、大抵の人は、切符を購入しているか、一ヶ月や1年定期を持っています。

切符を間違えて購入していても、罰金の対象なので、気をつけないといけません。

ちなみに駅は無人です。

ターミナル駅には何人か駅員か案内がいたりしますが、基本的に駅に駅員がいない。

例えば、券売機が壊れていたりしても、機械を叩くか、券売機のマイク越しに連絡するしかない。でも、すぐに来てくれる訳でもありません。無人なんで!

乗客も、改札がないから、近道のために、直接ホームの柵を乗り越えてきたり…自由な感じです。

基本的に、バリアフリーで、スロープかエレベーターがありますが、壊れている時もあります。そんな時は、大体周りの人が手を貸してくれます。ベビーカーを何遍持ちあげてもらったか。サッと手伝ってくれる若者多いです。

さて、無人駅と改札なしのドイツと、親切な駅員さんに、自動改札、PASMO、Suicaなどが進んでいる日本。

考え方が対称的です。日本は、全員からきっちり取りっぱぐれない設備や人件費コストに投資。

ドイツは、抑止力の検札員だけで、ある程度の網をかけ、改札や駅員のコストは一切かけない。

どちらが得かわかりませんが、ドイツの合理的な思い切りと割り切りがすごいなと思います。

お隣のフランスのパリの地下鉄は、対称的に、通り抜けられない檻みたいな、しっかりした改札。イギリス、オランダも改札有り。イタリアの電車はゲートになっていないが、自分で刻印するシステムだったか。色々な文化がありますね!











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