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具体的なシーンでイメージ!

昨日に引き続き、もう1本書きます!

この3ヶ月間、何度も何度も、過去や未来、現在のいろいろな場面をイメージし、その何が良かったのか/何が嫌だったのかを、コーチングを通して見つめ直していくなかで、最近「おぉっ・・・!ここと繋がるのか!」という面白い発見があったので、ふと書いてみたくなりました。

自分と向き合うって、本当に尽きないなぁと最近改めて感じています。
「ここはもう分かっている!」と思っていたところに、意外な本音が隠れていたり・・・。
定期的に、繰り返し、自分と向き合う時間を持つことって、大事だなぁとしみじみしています。


場面化・臨場感の大切さ

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自分にとって大事な価値観を引き出すにあたって、、今通っている平本式のコーチングで大事だと言われていることが、「場面化・臨場感」
私自身、これまで繰り返し、具体的なシーンにどっぷりと浸かって、過去や未来の具体的なワンシーンをありありと思い出したり、イメージしたりすることで、引き出された価値観がたくさんありました。

一体どんな風に行ってきたか、文章で上手く伝わるかは分かりませんが、書いていきますね!


これまで過去に経験してきたいろいろなこと、「未来、こうなっていたらいいな」と思うことをイメージするとします。
まずはそのなかでも、特に印象的だったり、典型的な(=特に感情が動いた)シーンを特定します。
これが「場面化」です。

おもには、

・When(いつ頃?)
・Where(どこで?)
・Who(誰と?)
・What(何を?)
・How(どのように)

この「4W1H」の質問をしながら、特定していきます。


ん・・・?
よくある「5W1H」と違うのでは・・・?


そうなんです・・・!
ここでは”Why(なぜ?)”は聞きません。
具体的なシーンに深く入り込み、しっかりと感じて、味わっていない限り、いくら「なぜ?」と聞かれても、頭で考えただけの表面的な答えしか出てこないからです。

よって、Whyをのぞく「4W1H」の質問で、まずは大きく心が動いた具体的なシーンをありありと思い浮かべます。
そこから次は、ときに実際に身体を動かしたりしながら、「臨場感」をもって味わっていきます。

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*図は、平本式・現場変革リーダー養成コースのテキストより引用

なぜ身体を動かすことが大事なのかというと、上の図にもあるように、身体を実際に動かしてみることで、普段頭で考えているだけではなかなか感じることができない、当時の(あるいは未来感じているであろう)感情や心の奥底にある本音が湧き上がってくるからです。

実際に過去や未来の具体的なシーンにいる自分は、

・どんな姿勢や動き、表情をしているのか
・何が、どんな風に見えているのか
・何が、どんな風に聞こえているのか
・何を、どんな風に感じているのか
・どんな気持ちなのか

などを、ゆっくりと(ときに繰り返し)味わいます。
そこから、その「何が良かったのか/何がイヤだったのか」、そのうえで「自分にとって何が大事なのか」を問われると、スルッと価値観が出てきたりします。

こうして引き出された価値観は、心の奥底にある本音や感情から引き出されたものなので、自分のなかでも、とてもしっくり来るんですよね・・・!


過去と未来が「ここで繋がるのか!」と思った瞬間

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そんな風に、繰り返し、繰り返し、過去や未来をイメージするなかで、「自分のありたい姿って、過去のこのシーンと繋がっているのか!」と、最近ハッと気づいた瞬間がありました。
←どのタイミングでそう気づいたのかは忘れてしまいましたが・・・(汗)。


過去にワクワクしたときや「幸せだなぁ」と思った瞬間は、いくつかあります。
なかでも、私がよく思い出すのが、中学時代に吹奏楽部にいて、演奏会やコンクールで、曲を演奏し終わったときのシーン。
指揮者の合図で立ち上がって、会場から湧き上がる大きな拍手を浴びるとき、とにかく幸せや達成感に満ち溢れていたんです。
恥ずかしながら、そこまで熱心に練習するタイプではなかったですが(苦笑)、中学の3年間部活を続けられたのは、この瞬間にいつも感じられる、「ここまで頑張ってきて良かった!」という気持ちがあったからこそだったなぁと、振り返って思います。

一方、「未来ありたい姿」をイメージしたとき、私はどこかのホールか舞台で講演をする前なのか、し終えた後なのか、大きな拍手で迎えられている姿がよく浮かんできます。
そのときに感じている感情は、やっぱり同じ「ここまで頑張ってきて良かった!」という気持ちや達成感。

この2つのシーンをそれぞれ違ったタイミングで、繰り返しイメージしたり、思い返しているうちに、先日何気ない瞬間にハッとしたんです。

あっ・・・!
達成感とか、満たされた気持ちとか、いろいろあるけど、どちらも「誰かに感動を与えている」ことがいいんだ!!


そして、最近現場変革リーダー養成コースでの学びを書きながら、過去のテキストを遡ったときにも、ありたい姿を達成したときの自分のセルフイメージは「誰かに感動を与える私」と書いているメモを見つけたりしました。
やっぱり・・・私にとってそれがすごく大事なんですよね…!


こうして、引き出された価値観を、日常のどんな場面に、どのように活かすのかを、実際のコーチングでは聞いたりします。
たとえば、「では、これ(”誰かに感動を与える”)を、明日からの仕事や日々の生活にどのように活かしますか?」といった具合に。
そうすると、ありたい姿に近づく小さなアクションがスルッと出てきたりしますし、そのときに相手の方が見せてくれる、「こうしたい!」で満ち溢れた笑顔を見て、とっても幸せな気持ちになったりもします。


さて、私は誰かに「感動を与えられる私」でいるために、具体的に何をしようか。
まだ全然具体的ではないですが(笑)、いつ、どんなときも、前向きにチャレンジし、その姿を等身大の私で伝えていくことで、誰かの勇気や元気になるといいなぁと、今この瞬間は思っています。
いつか何かもっと大きなことをしたくなるかもしれませんが・・・!


これまで3ヶ月間平本式に通い、素敵なみなさんと一緒に切磋琢磨しながら、過去の自分、未来ありたい自分を何度も繰り返しイメージすることで、自分と向き合ってきました。
おかげで、たくさんの新しい発見がありましたし、以前と比べて、ぐっと前向きに、歩を進められるようになりました。

まだまだ引き出しきれていない自分の価値観もあるかもしれませんが、これからまた思うまま・感じるままに動き続けるなかで、見つかることもあると思っています。
その途上でも学んだことを活かしながら、そして、ときには出会った素敵な仲間たちとともに、自分と向き合う時間をこれからもときどき取っていきます!


本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!


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