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大事な要素

野菜や果物の写真を作品にしたい自分にとっては「美味しそう」なことは大事な要素だ。
そう思うひとつに「色味」がある。


SNSにupするのがmainだったので、デジタルで撮影した画像はモニター画面(iPhoneやapple Thunderbolt displayなど)で確認しながらRaw現像し、公開していました。
ネットプリントなどをして、紙に出力することもほぼしておらず、不自由に感じることは特にありませんでした。

仕事で販促媒体に写真を使ったときに、まれに、イメージしていた色味と違うことがあり、少しだけ違和感を持つこともありましたが、"早い安い"が売りの印刷屋さんでプリントしていたためそうなるのかな?くらいにしか思っていませんでした。つい最近までは。



この数ヶ月、大好きで尊敬している写真家さんから写真を作品として昇華する際のコンセプトの導き方や、写真史を教えていただいて、自分についてを深掘る日々。

今まで8年くらいかけて撮りためた野菜や果物の写真たちを最終的にbookにまとめるべく、仕事が終わってからや、お休みの日にせっせと向き合っています。


数千枚の中からセレクトし、候補にあがったものを50枚くらいまずはネットプリントで注文。届いたものを見てみると、イメージより暗くなっているものや、緑・黄色・オレンジ・赤が転んでたり、飽和しているように見えるものが1/3くらいありました。
ディスプレイ上の画像と、届いた写真を見比べながら、色の出方を予想したりしつつ再度現像しなおして再び注文。何度かそれを繰り返すも、どうにも納得いかないものを幾枚か残す結果に。
無理やり納得させて、次はAdobe InDesignでレイアウトやページネーションを考え、いざ紙に出力してみました。
紙で出力して、並べた写真たちが重なり、ページをめくる行為に感動しつつも、やはり色味に満足いかないものもあり・・・・sRGBとCMYKに打ちのめされて、やっぱりカラーマネジメントモニターを買おう!と思い立ち、某サイトで注文。


ディスプレイが届いたものの、キャリブレーションをしてみて、少し現像しただけで、まだ紙への出力はしてないんですが、今回つくったbookよりも、美味しそうな写真になるように色味を探求する旅に出ようと思います。

食べ物だけのことではないですが、色味ってほんとうに重要だなぁって、改めて思う今日この頃。
次はプリンターや出力する紙への旅が待っていそうですが、ひとまずsRGBとCMYKの使い分けを意識しつつRaw現像してみます。

みなさんは、紙への印刷/出力はよくされますか?

🥦

モニターやプリントについての動画で最近、フォトグラファーの黒田さんと酒井さんの動画を拝見しています。(すごくわかりやすくて、何度も観てます)
プリンターも導入したいなと思いつつも、いまのところ頻度高くは印刷しなそうなのと、紙の種類も数多あるようだし、やり出すととことんやりたくなってしまう性格の自分。そんなわけでインク代などのランニングコストに戦々恐々して、導入に迷っている自分でした。

そんなこと言いつつも、プリンターについて色々調べてしまっています・・・
EPSON Colorio EP-50Vか、SC-PX1V欲しいなぁ🙄


今日の一曲



shoot on Leica SL2s

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