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帰国レポ| コロナ対策についてアメリカと違うと思うところ 効率について

先日日本に帰国しました。アメリカにはESTAという旅行なんかで使うビザだったので滞在日数の制限が90日のところ89日滞在とぎりぎりのところで帰ってきました。

搭乗したのはユナイテッド空港のニューアーク~成田の便。日本からアメリカに行くフライトと比べてかなり人数が少ない印象でした。

アメリカでは州ごとに入国条件が指定されているようですが、8月に渡米した際は、特に隔離が強制されることもなく個人の判断に任せる範囲も多く、入国はむしろコロナ前よりも待つ列が短くとてもスムーズでした。

日本への入国はというと、外国籍、日本籍かかわらずとてつもなく時間がかかる。。(笑)

私は日曜日着の便ということもあり、いつもより少し混んでいたのか到着口に出るまでに3時間かかりました。13時間のフライトの後なのでさすがに少し堪えましたが、こりゃしかたない。。

入国するために必要な書類(陰性証明や入国後の隔離に関する誓約書など)があったり、隔離中の現在地や健康状態をチェックするためのアプリのインストールなど、とにかくやらなければいけない項目が多いのですが、、

空港に到着するとまず長い廊下に座らされ、すべて揃っているかチェック、そのあとはいくつものステップに分かれて一つ一つチェックされます。

Twitterなどで、

とにかく歩いた、とか、
2時間はかかった、とか


は聞いてたもののかなりめんどくさい。(笑)

一か所である程度まとめてチェックしてもらえると、チェックされる側としてはおそらく楽なんでしょうけれど、

やはり抜けもれなくチェックするための対策なんでしょう。

仕方ないですが、滞在先はアメリカだけですか?滞在先はどこですか?なんて質問を何回もされるというの疲れました。


でも逆に言えば、日本らしいというか。

東京という1400万人が住む都市で、感染者数が一桁台まで抑えられているのはすごいことだなと感じました。

アメリカと比べると感覚がかなり違いすぎて、お国柄の違いを感じます。

例えば人口840万人くらいのニューヨークでは感染者数3000弱で今の日本と比べうと意識は全然違うという気がしました。


安全に暮らしていくために、この日本の危機管理能力というのかわかりませんが対策が徹底されているのはとてもいいことだと思う一方で、

違和感を感じてしまうのは、感染者数が毎日どのニュースでも報じられているところかもしれません。。

アメリカにいたときのニュースといえば、感染数を毎日発表するようなことはしておらず、

3回目のワクチン接種(ブースター)の内容、効果、承認などについて
ワクチンが受けられない子供の感染対策について

いずれも危機感を煽るような報道というよりかは、未来に向かって新しい情報にもう少しフォーカスをして報道されているような気がしました。

これもワクチン接種が日本よりも早く進んでいたという背景もあるかもしれませんが、

感染者数が1人2人減ったという、細かすぎる数字にこだわることなく影響が大きいところをちゃんと優先しているというところが違いかなと。素人ながら思いました。


話は変わって、

私がまだ会社員をしていた時、

職場の人に日本の生産効率を以上に気にしている人がいて、
それだけ言うと少し変わった人に聞こえるかもしれませんが、

アメリカ人やヨーロッパのメンバーと仕事をするときに、
どうやって彼らは効率の良い仕事をしているのか
注目するようにしていると言っていました。

帰国してきて、
コロナ対策についても、なんだかその話を思い出してしまいました。


選挙もあって、賃金についての話題が上がっていましたが、
なんだか、細かいところにこだわりすぎて生産効率が悪いところが、

裏を返せば細かい繊細な仕事ができる良さかもしれませんが、

全体的に賃金が上がらないところにもつながっているのかもしれないな、とか。


3時間入国できずに待っている間、なんだか色々なことを思ってしまいました。


海外に行くとなんだか知った気になってそういうことを語りたくなってしまう、凡人が何を思ってもしょうがないのですがね。(笑)

そんなことより目の前のことを、日々の幸せを。

隔離期間中は、自分の好きな趣味の羊毛フェルトの作品作りを楽しみたいと思います。





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