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私人逮捕の先に・・・

最近、悪質な詐欺勧誘セミナーや盗撮や隠し撮り、痴漢などの行為をカメラに収め、その一部始終を投稿するYoutuberらの動画が話題のようだ。

彼らの動画は❝勇気ある行動だ❞と称賛される一方で、一部では「これはやりすぎだ」とその行動に対して批判の声も集まっているようだ。

つい先日も、私はこんな動画を拝見した。

今月アップロードされたのは都内駅で撮影された痴漢行為をした男性を捕まえる動画だった。

法律上は痴漢・盗撮罪における証拠を残したうえで、逃がさないで食い止めるという意味では更なる被害者を出さない為に理にかなった行為ではある。

しかし、今こういった類の動画の再生回数が伸び、投稿本数も増えてきている中で「犯罪に関与していない第3者を巻き込みかねない」「やりすぎで危険。」ということが懸念されている。

私自身はこういった動画を投稿することは目的が犯罪撲滅の為・被害者を減らす為であれば動画を上げて良いと思っている派だ。

だが、一歩間違えれば人身事故を招いたり、全く関係のない人々が怪我や事故に巻き込まれたりというリスクをはらんでいることを忘れてはならないとも考える。
撮影者自身も負傷者になりかねないケースだって考えられるし、撲滅する側が実力行使で逆に暴力を訴えられることも考えられる。
そうなれば、本末転倒だ。

繰り返しになるが、私は彼らの勇気ある行動を応援したいと思うし、世の中が良くなるのであればしっかりと膿を出し切り、心に深い傷を負い、嫌な思いをする方や人生を狂わされる人々が減って欲しいと考えている。

決して、バツの悪い形で終着しない為に、動画内容が過激路線になってしまうことだけは避けて欲しい。

世の中の悪事を洗い出すはずが、再生回数を稼ぐために過激さがエスカレートしていくことで本来の目的からそれてしまうということにはなって欲しくないというだけで引き続き、Youtubeは一つの娯楽として楽しみたい!

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