コーヒーブレイク

言いたいことがあっても言えないとき

 仕事もプライベートも充実するカギとなる「パートナーシップ」を専門とするコーチ・HOSUが、パートナーシップをより大きな結果につなげられるように、いろんな切り口でつづっています。

 noteマガジン「パートナーシップを磨く」連投67日目。

 これから一緒に幸せになっていこうねと約束をした夫婦であっても、言いたいことが言えない時ってありますから、仕事仲間でも言いたいことが言えない時があっても不思議じゃないですね。

 じゃあ、そこには何があるんだろう?って思って、いろいろ探ってみたんです。
・しつこい人だと思われたくない
・相手がイヤな思いをするんじゃないかと思う
・忙しそうだから遠慮してしまう
・どうせ言ってもムダかなと思う
・自分に自信がなくて言えない
・自分がガマンすればいいか…と思う   等

 皆さんはいかがですか? 他にもいろいろあると思います。

 考えや価値観が一致している相手だと、なんの気兼ねもなく、言いたいことが言えるんですよね。そして、一致していない相手だと、言ってみたら「わかってもらえる感じがしない」ということもあるでしょうね。

 仮にすれ違い(不一致)が起きても、それを話し合いで「すり合わせていける感じがしない」というのもあるかな。

 なんて言えばいいのかわかんないけど、無理やりひと言でまとめたら(笑)、「良いことが起きる感じがしない」といったところかな。
 ただ、そういう感じがしないだけなんで、実際がどうかはわからないんだけどね。

 で、パートナーシップがあれば、想像通りに良いことが起きなかったとしても、受け止められたり、リカバリーしていけたりするんでしょうけれど、パートナーシップが不確かな場合、良くないことが連鎖しそうだし、そこからリカバリーできる感じもしないんでしょうね。

 でもね、どれも「感じがする/しない」というムードなんだよね。
 これが、ムードだってつかめるまでは、それがまるで現実に感じるし、その感じに引っ張られている自分を、自分自身の意思や選択だと思いがちなんだけど、実際はムードに引っ張られているだけなんだよね。
 ムードは湧いてきていいんだよ。ただ、それに引っ張られていることにまずは気づこう。
 気づけた上で、言う、言わないを選ぶ自分になろう。
 言わない自分を選んでも良いんだよ。ただ、ムードに行動を決めさせることから卒業しよう。

記事に価値があると認めてもらえることは、何より嬉しいですし、とても力づけられます。いただいたサポートはパートナーシップの価値が大きくなる使い方につなげます。