マガジンのカバー画像

パートナーシップを磨く

181
テクノロジーが進化し、世の中のトレンドが次々と変化してく時代。個人と個人、個人と組織、組織と組織、国家と国家、あらゆる次元にパートナーシップが充満することで、創り出せる結果が左右… もっと読む
運営しているクリエイター

2019年2月の記事一覧

「耳が痛いことを言われて、心がざわつく」のは変ですか?

 連投136日目。  他人から耳が痛いことを言われた経験ってありますよね。  あ・・・ちなみに、耳が痛いことを言われた経験じゃないけど、繋がってることを思い出しました。  わたしが中学生の頃、まだメールもLINEもなかった時代に、好きな女の子にラブレターを書いて送ったことがありました。昔のマンガみたいに、下駄箱にラブレターを入れたんです。しかし、待てど暮らせど何の回答もなく、「あ〜脈がなかったんだな」と確認もせずに諦めていたところ、その女の子と同じクラスの男子がやってき

パートナーと“危機感”でつながるタイプ?それとも“可能性”でつながるタイプ?

 連投135日目。  同じ部署のメンバーとは、共通の目標に向かって仕事をしていますよね。今回は、そのメンバーがチームの目標達成につながる行動をなかなかしない時に、どんな会話をするだろう?ということに着目してみました。  もちろん、いろんなパターンがあるかと思いますが、よく見られるケースとして、大きく2パターンあげました。  ひとつは“リスク”に注目して、その危機感をあおることで、メンバーの動きを促進しようというパターン。もうひとつは、“チャンス”に注目して、その可能性の広

会話の入口を「ちょっといい?」から「◯◯◯」に変えてみよう

 連投134日目。  先日、とあるアメリカのドラマで、次のようなセリフが出てきました。  「建設的な話の提案として聞いてくれる?」  この会話が聞こえてきた瞬間に、「おお!パートナーシップのある会話やな~」とテレビに釘付けになりました。このセリフの後、相手の方は「ええ(Sure)」と答えて、まっすぐ目を合わせて二人の会話は始まりました。  内容は、仕事に対するフィードバック。  「いまはまだ準雇用の状況だから、自分の本分を超えて口を挟んだり、自己アピールはしないで。

“不安”や“心配”で動けない人に、あなたならどう関わる?

 連投133日目。  安心できるパートナーがいると、人はチャレンジできます。  チャレンジとは、いままでに経験したことのないこと、つまり未知の領域に足を踏み入れるということですから、慎重になったり、臆病になったりと、ざわつくことがあっても不思議はありません。  自分ひとりだと「無理だ」「失敗したらどうしよう」と思うことであっても、ただ、それを受け取ってくれる人の存在があるだけで、人はその感覚から自分を解放していくことができます。  たいていの場合、不安や心配があれば、

自分が思いもしない影響を、あなたは相手に与えているかも

 連投132日目。今日は日曜日なので、休日モードですが、いってみましょう。  つい1時間ほど前に、本棚の移動という少しやっかいな作業をして一段落したところです。  本棚の移動って、本を抜き出して、また戻してという作業になりますが、我が家の本棚にはアルバムも入れてあったり、ちょっとした小物類も置いてあったりするので、いちいち止まってしまいますよね。そこが少しやっかいなところ(笑)  そんな中でも、いろいろと気づくことはあったのですが、ずっと手をつけずに「片づけなきゃな〜」

やる気がないように見える相手は、本当にやる気がないのかな?

 noteマガジン「パートナーシップを磨く」は、(職場や学校や家庭で)安心で安全に話し合える関係と環境を創り出したい人が、その土台となるパートナーシップについて探究できるフィールドです。研修やセッションで扱っているエッセンスを届けています。  連投131日目。  人は、自分で目の前の状況を感じて、考えて、選択して、行動して生きているーそう信じて、わたしたちは生きています。  朝、まだ眠たいな~と思ってたら、「あともうちょっと」と布団からなかなか出てきませんね。「まだ、大

「意見を言うかどうか」が、相手の反応しだいになっていないか?

 noteマガジン「パートナーシップを磨く」は、(職場や学校や家庭で)安心で安全に話し合える関係と環境を創り出したい人が、その土台となるパートナーシップについて探究できるフィールドです。研修やセッションで扱っているエッセンスを届けています。  連投130日目。  130日続けてくると、切り口を変えながらも、似たようなことを述べているような気がしてきます。でも、そいういこと、裏を返せば、本質的に重要なポイントだと言うこともできます。  相手のリアクションが薄くて、響いてい

「あなたが苦手だった」ということを、相手に言うか?言わないか?

 noteマガジン「パートナーシップを磨く」は、(職場や学校や家庭で)安心で安全に話し合える関係と環境を創り出したい人が、その土台となるパートナーシップについて探究できるフィールドです。研修やセッションで扱っているエッセンスを届けています。  連投129日目。今日の話は、どっちが正しいか?という答えではなく、一つの切り口として探ってみたいと思います。  いきなりですけど、自分が所属する会社やチームに「苦手だなぁ」とか「嫌いだなぁ」と思う人がいますか?  「苦手だなぁ」と

「厳しいことを言う」のが苦手なあなたへ

 noteマガジン「パートナーシップを磨く」は、(職場や学校や家庭で)安心で安全に話し合える関係と環境を創り出したい人が、その土台となるパートナーシップについて探究できるフィールドです。研修やセッションで扱っているエッセンスを届けています。  連投128日目。昨日、大坂なおみ選手がコーチに求める条件に触れましたが、今日はその延長線上のことを見てみましょう。  「厳しいことでも直接、言ってくれる人がいい」  彼女が求めるコーチの条件、そのひとつがこれだと言います。  も

大坂なおみ選手が求めるコーチへの条件は「パートナーシップ」

 noteマガジン「パートナーシップを磨く」は、(職場や学校や家庭で)安心で安全に話し合える関係と環境を創り出したい人が、その土台となるパートナーシップについて探究できるフィールドです。研修やセッションで扱っているエッセンスを届けています。  連投127日目。  今日は2019年2月19日。つい先日、全豪オープンを制した大坂なおみ選手が、コーチングスタッフであるサーシャバインコーチとのコーチ契約解消が発表されました。  全豪オープンを制した後だけに、憶測が飛び交う中、イ

「わかるけど…」でつなぐと、相手は話を聞けなくなるよ

 noteマガジン「パートナーシップを磨く」は、(職場や学校や家庭で)安心で安全に話し合える関係と環境を創り出したい人が、その土台となるパートナーシップについて探究できるフィールドです。研修やセッションで扱っているエッセンスを届けています。  連投126日目。  「Aさんが、言っていることはわかるよ。わかるけど…」  だいたい、こういう風に続けられる時っていうのは、このあとAさんが言ったことを否定するような話が続きますよね。だから、「わかるけど」と言われたAさんは、傷つ

相手にスキを与えずに、話し続けるあの人は…

 noteマガジン「パートナーシップを磨く」は、(職場や学校や家庭で)安心で安全に話し合える関係と環境を創り出したい人が、その土台となるパートナーシップについて探究できるフィールドです。研修やセッションで扱っているエッセンスを届けています。  連投125日目。今日も、昨日に引き続き、会議シリーズです。昨日は、話し終わってないのに、質問したりしてくる人の話でしたが、今回はその逆です。  自分の意見や気持ちを話している時に、機関銃のように息つく暇もなく話し続ける人を、わたしは

なぜ、あの人は、相手が話し終えるのを待てないんだろう?

 noteマガジン「パートナーシップを磨く」は、(職場や学校や家庭で)安心で安全に話し合える関係と環境を創り出したい人が、その土台となるパートナーシップについて探究できるフィールドです。研修やセッションで扱っているエッセンスを届けています。  連投124日目。今日も、会議に関するテーマにしてみました。  昨日は、社長が提案したアイディアを却下する話をしましたが、今日は却下する手前の話、122日目に書いた会議の機能、②「意見交換をする」に照準を合わせてみましょう。  たま

「どうせ否定されるし…」という会議に、沈黙で対抗してみた

 noteマガジン「パートナーシップを磨く」は、(職場や学校や家庭で)安心で安全に話し合える関係と環境を創り出したい人が、その土台となるパートナーシップについて探究できるフィールドです。研修やセッションで扱っているエッセンスを届けています。  連投123日目。今日も、昨日に引き続き、会議シリーズです。    提案したアイディアを「こんなの意味ない」「無理だろう」と社長に却下される。  こんなことが繰り返されたら、「どうせ意見を言っても否定されるし…」と感じるようになるでし