心を動かし、行動してもらえる"エモいプレゼン"とは!?
なぜエモいプレゼンをしたいか?
エモいプレゼンをしたい!!
聞いている人を燃え上がらせ、すぐ行動に移ってもらえるようなプレゼンを!!
そう考えたことありませんか??
私は何度も考えたことありました。が、英語をすらすら喋りたいと思うのと同じで、「いつかできたらいいなぁ」という具合でした。
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しかし!!
会社でリーダーとして仕事をする中で、エモく話すスキルを習得する必要性がでてきました。
- チームのメンバーを駆り立てて、もっと動かしたい時
- 採用などの理由で口説きたい人がいる時
- リソースを確保するために、上司にプレゼンする時
などエモい話ができないとスムーズに仕事が進まないという壁にぶち当たりました。
人はエモい人に強く惹きつけられますし、人間が行動するきっかけは感情です。これはいくつもの実験でも証明されている動かしがたい事実です。
という訳で、エモい話し方をマスターし、超絶怒涛のリーダーになるべく稽古を積んでいきたいと思います!
今回は、その稽古のヒントとなりそうな、2冊の本を元にエモいスピーチを行うコツをまとめました。
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エモいスピーチを成功させるためには?
エモいスピーチを成功させるためには、以下の3要素が必要です。
- 聞き手の興味を引けている
- ストーリーを語れている
- 感情的に伝えられている
聞き手の興味を引けている
まず話の内容に入る前にここが重要です。聞き手が自分に興味をもってくれている状態にする必要があります。
自分が聞き手の時を想像するとわかりやすいですが、同じ言葉でも誰が言うかによって自分への刺さり方って全然違いますよね。
例えば、「毎日の継続が大事」という話をイチローから聞くのか、大学の友人から聞くのか、親から聞くのかで感じ方が全然違ってくると思います。
聞き手が「この人の話は面白そうだし、ためになりそうだから聞いてみよう」と思ってくれる状態にする必要があります。
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ストーリーを語れている
こちら後ほど深掘りします
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感情的に伝えられている
メラビアンの法則などは有名ですね。何かを言葉にして伝える時、言語そのもの情報は10%以下で、表情やボディーランゲージ、抑揚、明るさ、間、などの非言語情報が感情面を大きく左右します。
また、すごく納得したのは、以下のグラフです。話し手のテンションは後半になるにつれて上がっていきます。一方で、聞き手の集中力は冒頭がMAXです。感情を惹きつけるために、出だしの笑顔や大きい声、明るさには特に気をつけようと学びになりました。
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ストーリーを語れているか?
人が行動を起こしたくなるには感情 + 理論の合わせ技が必要です。
例えば「グレーテストショーマン」を観て大号泣するほど感動しても特に次の行動に繋がりません。
また、1+1は2になる!といくら理詰めて説明されても、足し算をやってみたいとは思いません。
相手を説得するのではなく、相手が納得しないと行動には繋がりませんが、そのための強力な武器が「ストーリー」なんです。
ストーリーの中で、感情と理論のどちらを伝えるのが得意不得意は人によりますが、私の場合は、圧倒的に感情伝達の欠如です!!
さて、その理由はなんでしょうか、最も大きな反省点は共感できるストーリーがないという点だと考えています。
聞き手にとって、自分自身を反映させられる内容だったかどうかで、コネクションの深さが決まります。聞き手にも「自分もこのスピーチの一部だ」と感じたい欲求が隠れているのです。「これは自分に関わることだ!」と感じたいのです。ぜひとも、彼らをストーリーのなかに含めてあげましょう。
これは視点の移動とも捉えることができると思います。相手の興味はどこにあるのか、相手がどうしたら自分のことを面白いなこの人と思ってくれるのかを考え、相手の視点からストーリーを組み立てることで初めて共感が生まれます。
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共感できるためのストーリーづくりをさらに細かく見ていきます。
いかなるストーリーにおいても「4つのF」のいずれかの要素を組み込んでいくのが大切です。4つのFとは次のとおりです。
①Failures(失敗、過ち)
②Flaws(欠点)
③Frustrations(フラストレーション、不満、苦悩)
④Firsts(初めての体験)
プレゼンテーションというのは、人と人との心のつながりを作るものです。心を動かさない単なる情報提供なら、資料を配布して読んでもらえばよいのです。
誰かの名言で「人は強みで尊敬され、弱みで愛される」というのを思い出しました。自分の4つのFをストーリーに組み込むことで、共感を生む伝え方ができます。
4つのFを隠したくなったり、ただ情報を右から左に流す状態になっていたりするので、自分自身すごく反省です。
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以上を踏まえて、具体的にストーリーを作る5ステップ!
1. 聞き手を知る4つの質問をする
- 聞き手は誰か
- 聞き手のベネフィットは何か
- なぜあなたなのか
- 聞き手にどうなってもらいたいのか
2. メッセージを明確にする
20文字以内に要約された、1 Big Messageを決める
3. 適切な主人公とネタを選ぶ
メッセージを伝える為に適切な主人公とトピックを選ぶ
4. エンディングを決める
主張の整理を行い、起こして欲しい行動をお願いする。
5. 第1幕から第3幕を構成する
ストーリーに必ずいれる6つのCを意識しながら、1〜3幕を考える。
6つのC
1. Character(キャラクター)……ヒーローは誰か?
2. Circumstance(サーカマスタンス)……状況設定
3. Conflict(コンフリクト)……困難と解決探求の旅
4,5. Cure&Change(キュアチェンジ)……救済変化の訪れ
6. Carryout(キャリーアウト)……解決、収束、学び
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その他のポイント
・効果的な話し方
・質問からはじめる
・エピソードからはじめる「経験談」「著名人の話」「ことわざ・故事成語・名言」「たとえ話」
・結論からはじめる
・プレゼンテーターは5つの人格を持て
1. 教育者・先生
2. 医者
3. 易者(占い師)
4. 演出家
5. 役者

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今回はエモい話をするためのステップをまとめてみました!
いかがだったでしょうか??
今回インプットとさせていただいたのは、以下の書籍です。おすすめできるので、ぜひ読んでみて下さい!
・感動させて→行動させる エモいプレゼン
・世界のエリートは「自分のことば」で人を動かす
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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