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【時々エッセイ】猫の手ざわりは魔法でできている 45

猫と過ごす日々は宝物です。
猫の為に使う時間は自分の工夫次第でいくらでも捻出できます。
ただ、お金は無尽蔵ではないのでこっちは頭を使う必要があります。
でないと京の着だおれ大阪のくいだおれに続いて、下級庶民の猫だおれになってしまいます。
しかも、自分だけでなく猫まで巻き込んでしまいます。
後々まで猫にひもじい思いや惨めな思いをさせないためによーく考えないと。

気楽な寝姿

なので、何が無駄か真剣に考えてみました。
玩具。
これは新しいのを買っても見向きもせずボロボロになったものや手作りした物の方を追っかけまわすので、新しいのを買うのはやめました。
リボンや羽根、ボール、紐などがたくさんついて豪華なものほど動きが鈍くて関心がひけません。
一方ボロボロになったものはそれだけ夢中で遊んだ実績の証です。

気楽な寝姿 Part2

おやつ。
これは難しいです。
長にゃんのジョルジュは高齢猫で一度にたくさん食べられません。
量が多いと食べてももどしてしまうことがあります。
それで回数を分けてカリカリをあげるのですが、他の猫からすればお兄ちゃんだけ何度ももらってるということになり、大騒ぎします。
他の子にもあげなきゃ、となります。
カリカリは一定量あげたからちゅるびーをあげるとします。
僕はちゅるびーもらってない、とジョルジュが来ます。
無限ループです。
その時いなかった子に後であげても、なんであの子だけとなるのですでにあげた子にもまた少しあげることに。
なので、寝てても隠れてても同じ時間におやつをあげることになります。
モネは寒くなるとベッドの布団の中にもぐりこんでいるので、大体いそうな場所に皿に入れたおやつを差し入れます。
後で見たらカラになっているので、食べてはいます。
引きこもりの子供の部屋の前に食事を置いて、後で見たらカラになっている状況を思い浮かべてしまいます。
猫様はなかなか水を飲んでくれないので、水分補給のためのちゅーるは欠かせません。
家に来てもらったからには快適に過ごしてほしいから、暖房費も削れません。
では、何を引き締めるか。
それはもちろん、飼い主の嗜好品代と洋服代です。




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