龍にまつわる民話や伝説の地へ①〜貴船神社、足利富士上浅間神社〜
今日も切り貼っていきましょう!
切貼民話師のゆーだいです。
今年は辰年ということで、最近は龍にまつわる民話や伝説ゆかりの場所を巡っています。
今回のブログでは、京都府にある貴船神社と栃木県足利市にある足利富士上浅間神社を訪れた際のレポートをまとめました。
京都府 貴船神社
はじめに、京都府の貴船神社について。
貴船神社には水の神様である高龗神という龍神をお祀りしているとのこと。日本三大龍穴としても有名で、ぜひ辰年の今だからこそお参りしたいと思い新幹線で京都へ向かいました。
神社は観光客の方々でいっぱいでしたが、しっかりお参りすることができました。
水に浸すと結果が分かる「水占みくじ」を引いたところ、見事大吉!この日の朝に訪れた晴明神社でも大吉のおみくじを引くことができたため、今年は幸せな年になりそうな予感…!
さて、いよいよ奥宮へ。貴船川沿いに上り坂を進んでいくのですが、道中には様々な史跡やお店があり、楽しみながら歩くことができました。
奥宮はこちら。本宮から少し離れており、ひんやりとした霊的な空気を感じることができました
こちらの案内に書かれていた龍穴の話も興味深いです。
貴船神社周辺で出逢った木々たちがこちら。長年生き続けているからこそ、それぞれの形に特徴が見られます。
水の神様、そして豊かで清らかな自然からたくさんのエネルギーをいただくことができた貴船神社のお参りとなりました。
栃木県足利市 足利富士浅間神社
貴船神社を参拝した翌週、栃木県足利市にある足利富士上浅間神社を訪れました。きっかけとなったのは、こちらの「麦わら竜」についての記事。
愛らしい姿の龍と、そこに込められた思いや願いに感動。なんとか切貼民話の世界で麦わら竜をテーマにした作品を作れたらと思い、足利へ向かいました。
足利市到着は夕方。渡良瀬川に夕陽が沈む光景を見ることができました。影になっていますが、画面下のほうには有名な歌にも登場する渡良瀬橋が写っています。まさに「夕日がきれいな街」ですね。
駅近くのホテルに一泊し、翌朝、今回の目的である足利富士浅間神社へ。小山の上にあるため、ハイキングコースのようになっている山道を登ることに。
山頂の浅間神社付近に麦わら竜の記念碑がありました。ペタンコ祭りについてはこちらのホームページにまとめられていたのでリンクを掲載させていただきますね。
なるほど、子どもたちを救った龍の民話から麦わら竜が作られるようになったのですね。約50年間途絶えていた伝統を復元させた方々の思いが伝わってきました。
今年のペタンコ祭りが行われる6月1日は土曜日。仕事が入らなければぜひ訪れてみたいです。
さて、いよいよ足利富士浅間神社に到着。午前10時前でしたが、地域の方々が訪れており、祠の掃除をされている方もいらっしゃいました。
絵馬には麦わら竜が描かれていました。社務所がなかったため入手方法が分からなかったのですが、とても愛らしい表情の麦わら竜が素敵だなぁと思いました。
こちらが山頂からの景色。よく見ると富士山が見えます🗻
山頂からの景色を楽しんでいると地域の方が声を掛けてくださり、足利市の歴史(長尾氏や足利氏を中心に)や城山跡地、神社などについて教えてくださいました。素敵な出会いに感謝です。
浅間神社でお参りをし、下山する道中の分岐点を進むと、胎内洞穴という場所がありました。
今回足利富士浅間神社周辺で撮影した自然物たちがこちら。
足利富士上浅間神社で撮影させていただくにあたり、こちらの神社を管轄されている島田八坂神社さんにお参りをし、宮司さんにお話をさせていただきました。快く撮影を許可していただき、本当に嬉しかったです。神社の由緒についても詳しく教えていただきました。
氾濫のたびにこの地に流れ着いたお宮。神様がこの地を好きになった理由、なんだかわかるなぁ✨現在コラー獣と切貼民話を創作中ですが、繰り返しこの地に辿り着いた神様の言い伝えを踏まえ、私自身を直感的にこの地に引き寄せた存在を想像しながら架空の幻獣を創っています。
この2日間ですっかり足利が大好きになりました!
まとめ
以上、龍にまつわる民話や伝説がある2つの神社を訪れた際のレポートでした。山梨はよく訪れるのですが、今回京都や栃木に〝呼ばれ〟、直感的に「これは行かなきゃ!」と思い、その結果素敵な出会いや体験の機会を得ることができました。
感謝や感動の気持ちを込めて作品を創りたいと思います。現在、足利市のコラー獣たちが少しずつ出来上がり、随時XとInstagramにてアップしております。
X…@folktallager
Instagram…folktallager ゆーだい
こちらのブログにも後日アップ予定ですのでお楽しみに!
以上、最後までご覧いただき誠にありがとうございました!