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スペイン語の 'for' の使い分けに英語の小噺を使ってみた

 こんにちは
 小鳥遊汐里 (たかなし・しおり) です。
 最近 YouTube 動画でスペイン語を勉強しています。
 今朝観た動画によるとスペイン語では
前置詞 'for' をふたつに分けるとのこと。


 'por' 'para' どちらも英語の 'for' 。日本語に訳すと「ために」になります。

基本的な理解

 動画の中ですごく基本的なこととして次のような説明がありました

「'para' には『〜宛』というニュアンスがあります」

 例えば 'Pare mi haz pizza.' ですと「私のためにピザ作ってね」。
 文頭を 'Por' にしますと「私個人としてはピザ作っていいよ」になります。
 長くなりますが
'El mensaje ha sido escrita para mi amiga.' ですと
「私の友達に宛てて書かれたメッセージ」で
'El mensaje ha sido escrito por mi amigo.' は
「私の友達によって書かれたメッセージ」になります。

'Por' 'Para' が違うだけで意味が大きく変わることが伝わったでしょう。
それでは混合してしまう両者をどうやって区別しましょう ? 
……という問題が発生します。

英語の小噺で覚えよう

 以前こんな英語の小噺をやっていました。
 舞台はある旅行会社。そこに客がやってきて旅行のプランを相談しています。
 会社の相談員は動物虐待なプランばかり勧めてきます。
 その中の一例はこんな感じ。
相談員「こちらの『パラシュート』プランはいかがでしょう ?」
客「いいですねぇ。大空高く飛んでいる飛行機からパラシュートをつけて
 飛び降りるんですね。気持ちよさそうですね」
相談員「はい。気持ちいいですよ。飛び降りた後マシンガンを使って
 インコを撃ちまくるんです。インコ(para) 撃ち(shoot) です」

「パラ・シュート」の「「パラ(インコ) を撃つ」をイメージとして印象づけてください。
 そうすれば 'Pare mi haz pizza.' は「ピザを私の方向に動かす」イメージとして理解できます。
 同様に 'El mensaje ha sido escrita para mi amiga.' も
「私の友達の方に動くメッセージ」と理解できます。

 覚えた知識を自分に浸透させるために文章にまとめてみました。
 少しでも誰かの役に立ったなら嬉しいです。

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 ありがとうございます。

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