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信じるものについて

ここのところバタバタしていて、まともにnote見れていません。書けてもいないし。

先日、知り合いの人からこの占い結構あたってるらしいよ、と言われて見に言ったのですが、

結構当たってた。

要するに私は向上心があってパッパと進んでいくタイプだけど、世の中の全員がそうなわけでは無いのだから、キツい物言いはダメですよ、と。もっと全体を俯瞰してとらえることが大事とのこと。

いやー、反省です。

私はどちらかというと無宗教ですが、ずっとやっていることは、朝起きてお祈りすることと、夜寝るときにベッドの中での感謝。お祈りも、誰にしているのかわからないのですが(汗)、亡くなった父や祖父母に語りかけるような感じです。オットと家族に感謝、友達に感謝、また1日生きられることへの感謝、沢山の機会やチャンスへの感謝、そして病気や辛いことが降りかかっている人が周りに居る場合は、その人達に少しでも安らぎが訪れるように祈っています。

朝のお祈りはかれこれもう数年続けていますが、夜寝るときにベッドの中で一人でお祈りするのは去年あたりからかなあ。このトシになると毎日が貴重ですよね。1日あるだけで、家があるだけでもありがたいと思わないと。

数ヶ月前まではストレスで毎日どうしよう、どうしよう、と思っていたのが嘘のようにこの数ヶ月は平穏、平安は日々です。やっぱり、いろんなところで言われているけど、感謝って大事なんだ。あとあれも無い、これも足りない、って言う考え方はブレネーの本にも書かれているように「欠乏感」というもので、そればかりやってると確かに人生すさんできますよね。こんなに感謝することがある、こんなにある、って思うようになってだいぶストレスが減り、ありがたいことです。

前にも時々書いていますが、うちのオットはユダヤ人です。私は改宗する気は無いので夫婦で信じるものがちょっと違うということになりますが、日常生活では特に問題はありません。オーソドックス派の人だとすごい髭をはやして黒ずくめの恰好に帽子、というのが定番ですがオットは普通の現代派ユダヤ人で、豚肉も食べますw

日本人って特にカジュアルな占いとか好きな方だと思うのですが、私が時々「○○さんってすごく霊感あって、こんなこと言われた」とか「すごく当たる占いがあって〜」とかいうと(私もそこまでマジではなく。良いこと言われたらそれで良いというところはある)「僕そういうの信じないから」とか「それって完全に錯覚だね」とか言われて、ムカッとすることがありますw

先日家族で宗教の話になり、以前から疑問に思っていたことを聞いてみました。「あなたは占いとか超能力とかは信じないっていうけど、神様は信じてる訳でしょ?目に見えないものを信じているってところでは一緒じゃないの?」と。オット曰く、自分は産まれた時からずっとユダヤ教で育ってきているので変えられない。占いなどのオラクルを信じてはいけないというのはユダヤの教えの一つなのだと言っていました。

納得出来るような、出来ないような答えです。さらに重箱の隅をつつくと、豚肉を食べちゃダメとか、コーシャーなものしか食べちゃダメって言うのはオットは全然守っていません。それもユダヤの教えなわけでしょ?

要するに、人間全体に言えることだと思うのですが、人は自分の信じたいものだけ信じるってことでしょうね。

以前、「聖書に書かれている教えを全て実行する」というトンデモ本を読んで感想をブログに書きました。私は繰り返しますが無宗教ですがこの本は大好きでした。ネタバレしちゃうと、髪を切ってはいけないという教えのもと髪、髭はすごいことになり、生理中の女性と接触してはいけないということで奥さんに睨まれ、服も原始的なものになって周りから怪しい目で見られたりする様子を面白おかしく書いているのですが、最後には結論としては「こんな数千年前に書かれたものの教えをすべて守っていくのはほぼ不可能なので、各自で取捨選択するするしかないよね」というもので、それでも著者自身はこの体験でさらに世界全体への感謝の念が増えた、と書いていました。 (ブログは英語なのですが興味のある方はこちら

なのでオットが取捨選択していることに文句は言えないのですが、彼がふと「それでも僕だって毎日お祈りしてるんだよ。普段は人に言わないけど。君に会えたこととか子供達の事をいつも神様に寝る前に感謝してるんだ」というのを聞いてびっくり!信じるものは違っても、夫婦で毎晩ほぼ同じ事をやっていたんですね。

私が好きなことや信じていることを否定するいじわるオットと思っていたことにちょっと反省しましたw


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