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海外での日本人同士のつながり

先日お知らせしたように、現在380ページの日本人のカナダにおける歴史の本を翻訳するというプロジェクトをやっています。

翻訳者はカナダ中、日本そしてフィリピンにまで散らばっているのですが、今日はビクトリア在住の翻訳者4人と、まとめ役をしてくださっているKさんの5人でミーティングしてきました。

翻訳に関する話は滞りなく終わり、あとは楽しい雑談だったのですが、ビクトリアに来てまだ日が浅い方もいらっしゃったので色々とビクトリアの話になりました。

他の場所でも何度か書いていますが、ビクトリアという街は白人の比率がものすごく多く、ある意味閉鎖的なところもあります。もちろんとても美しい街で、良いところも沢山あるし、良い人も沢山居ますが、あえて悪いところをあげるならこの二つかな。

日本人の団体も、小さい子供のいるママのグループから日本語学校、また私が属している日系文化協会、日本友の会、姉妹都市の盛岡との友好協会など、小さい街なりにいくつかあります。

でも日本人の島国根性(実際ビクトリアは島にあります)+もともと閉鎖的な文化が合わさってしまうと、結構入っていくのが大変、怖い、と感じる方も居るようです。あと、こういうのって最初に出会った人の印象も大事な気がしますね。

カナダに長く居るKさんのお話を聞いていたら、共通の知り合いがいたことがわかり、その方は10年ほど前に自らの命を絶たれています。直接の原因はビクトリアでの人間関係ではないと思いますが、この街のある意味排他的な文化も一因なのかも知れない、、、と心が痛みます。ちなみに、この「排他的、徒党を組む」という意味のCliquey(クリーキー)というのは、ビクトリアを表現するときに本当によく使われる単語です。全然褒め言葉じゃないですけど。

海外に来てまで日本人とつるむ必要なし、という感じでまったく交流されない方も居ますし、それは個人の考えなので尊重しますが、もし何か辛いことや寂しいことがあったら、(特に現地の言葉や文化が苦手だったりする方も居るでしょう)日本人同士、横のつながりを大事にしないと、と私は思います。

この「横のつながり」って私の中では大事なテーマで、ちょっと前にも書いています。

もしこれを読んでいる人で(どこに住んでいる人でも)、助けが必要な人は勇気をだして声をかけていただけると嬉しいです。

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ピアレス ゆかり

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