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秋産まれの子どもは、アレルギー疾患が多い?|2023年9月24日

■ ブログで公開した内容の深掘りです。

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秋に生まれた子どもたちは、アレルギー疾患を発症する可能性が高いのでしょうか?

■ 乳児のアトピー性皮膚炎の発症について、出生季節との関連性が指摘されています。

■ これは、いわゆる「ビタミンD仮説」と呼ばれています。

■ du Toit G, et al., J Allergy Clin Immunol 2016; 137:998-1010.から引用の図でいう、上部の太陽のイラスト部分にあたります。

■ 「ビタミンD仮説」は、最初に疫学的研究から提唱されました。

■ 例えば、米国では北部の方がエピペン(アナフィラキシー時に使用する緊急薬)の処方率が高いとされています。

Mullins RJ, Camargo CA. Latitude, sunlight, vitamin D, and childhood food allergy/anaphylaxis. Curr Allergy Asthma Rep 2012; 12:64-71.

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noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊