勉強が『ゲーム感覚』で楽しめるようになるまでのお話②
こんにちは。ひとつ前の記事の続きです。
長々と書きましたが、前回を軽くさらうと「本試をラスボスとして他の勉強の要素をゲームの要素ととらえることができる」みたいなことです。詳しくは長くなります。
問題は、こんな感覚を持ったところで勉強を楽しく行えるのかという、本質的な部分にあると思います。
ゲームというのは当たり前ですけどもともと人々を楽しませるのを目標として製作されているので、そういう点で勉強という行為とは違いますね。
だからこそ、ゲームには「人が楽しいと思うような元素」が人為的に詰め込まれているので、それに見立てて勉強していれば勉強という行為に含まれる「人が楽しいと思うような元素」を発見し摂取することができる、というのが僕の考え方です。言語化が下手ですね。
極端な例を言うと、サッカーはただ球を蹴って枠に入れるだけの行為に対し、敵(相手チーム)、目的(得点)、ルールを加えて”ゲーム”に変化させています。だから楽しいんです。
勉強というただ知識を頭に詰め込んで使うだけの行為に対しても同じことができるはずです。それは前の記事でお話したような概念を追加してもいいし、他の方法でゲーム感覚を見出してもよいと思います。
なんなら私は数学の証明問題や、記述問題で長文を書いて答えにたどり着くまでの時間もゲーム感覚で楽しんでいます。数学の問題は答えまでの筋道を考えるのに5割、それを言語化しながら同時に修正して書くのに5割の時間を費やすイメージなので、ドラクエの敵を「どういうペースで呪文を使って倒すか」「装備はどうすればいいか」など最初に考えて、いざ臨む際に敵が思わぬ行動をしてきたときの修正をしながら作戦実行、みたいなノリでやってますね。
これ本当に慣れればそんなに難しい思考法じゃないし、割と効果あります。数学に限った話でもありませんし、なんなら勉強に限った話でもないんじゃないかな。私はトレーニングが趣味ですが、このメンタルはトレーニングにも応用できます。
ということで、前回記事からゲーム感覚で楽しむ勉強への考え方をお話いたしました。読み返すと本当に言語化能力がよろしくない感じですが、ぜひ皆さんの数学ライフのお助けに少しでもなればと願っております。