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【好きなものを言語化してみる】ピンポン★PINGPONG【映画編】

出会い


むかしから好きなもの。
そのひとつに、映画「ピンポン」があります。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%B3-%E7%AA%AA%E5%A1%9A%E6%B4%8B%E4%BB%8B/dp/B00JGJ5KZG

初めて見たのは、高校生?専門学生?になってからのあたり。
映画館で上映している間に見たのではなく、むかし、「ココリコミラクルタイプ」っていうバラエティ番組があって。
その中のコントで映画ピンポンを題材にしたコントがあったのです。

なぜかそのコントを見て、「ピンポンっていう映画、おもしろそう・・・」と思って、TSUTAYAで借りてきて見ました。
(借りてきた・・・時代を感じるー。)
最初見た印象は、おそらく「音楽かっこいい」「スマイルかっこいい」「ワクワクする」「キャラが濃い」「クドカンやっぱり最高」「ヒーロー見参」などなど。
そこからスーパーカーにもハマり、ストロボライト・YUMEGIWA LAST BOYが好きになり。劇中歌のサントラも借りてきて。
DVDを買い、原作である漫画も買い。
何度も見て、何度も読んだ。
見れば見るほど、読めば読むほど、泣ける。
最初は笑って、ワクワクして、最高ーで終わっていたのに。
20年が経ってもずっとずっと好きで、今でも見ることがある。

ちょっと、言語化してみるわ


なんでですか。
なんで好きなんですか。
なんでそんなにずっとずっと心に居続けるんですか。
DVDも漫画も売ってしまったけど、やっぱり今でも思い出して見るんです。
「ぺことスマイルがいるんよ。」的な。

私が惹かれるのはやはりふたりの関係性。
もちろんふたりというのはぺことスマイル。
絶対的なヒーローであるぺこと、ぺこはヒーローであり続けるべきだというスマイル。
卓球が好きで好きでたまらないぺこと、卓球はただの暇つぶしであるスマイル。
現実を見させられるぺこと、才能を見出されるスマイル。
好きで好きでたまらない卓球で絶望をするぺこと、自分に自信をつけていくスマイル。
アクマとのやり取りで気付かされるぺこ、バタフライジョーからの愛情を受けるスマイル。
スマイルが笑ったことを思い出すぺこ、ヒーローを信じて待つスマイル。

映画でも漫画でも、勝ち負けを超えた先にあるものを見せてくれる。

これは、私を通した見え方なので、全て自分の中にあるということ。
人生を通して見続けているということは、自分の成長に合わせてぺこでもありスマイルでもあり、はたまた、アクマでありバタフライジョーであり。

全ての人物の一部にとても共感できる。

特にグッとくるのは、
「スマイルが呼んでんよ。アイツはもう長いこと俺を待ってる。気づいてたけど、知らんぷりしてたんさ、オイラ」
と、ぺこがいうセリフ。
ヒーローはこうあるべきだ。
ヒーローで居続けないと。
ヒーローで居続けられない。
どうしよう。
どうしよう。

自分の本当の気持ちを認めたときに、次にどうすれば良いのかが見えてくる。
何をしたら本当に自分が求めているものが手に入るのか見えてくる。

ヒーローは俺だぜ、俺だかんね

ドラゴンとの試合で窮地に追い込まれたときに、心の中でスマイルと対話するぺこ。
「大丈夫。ぺこならやれるよ。」
「うん。。。うん!ぴんぴん動くぜ。」
その後のぺこは無い頭で考えてたものから解放されて、水を得た魚のようにいきいきとのびのびと卓球をしていく。


まとめ(無理矢理)

結局のところ、言語化しきれていませんが。
(好きって気持ちは表現できていたはず)

この映画で何度も出てくるヒーローって言葉にとてもとても惹かれます。
ヒーローになりたい。
ヒーローってかっこいい。
ヒーローって辛い。
でも、ただひとりが信じてくれるひとりが喜んでくれるなら最高じゃん。
無邪気に理由はなんでかわかんないけど、好きで好きでたまらないものを信じて疑わないって気持ちが本当にキラキラしている。

ピンポン・・・
愛してるぜー!!



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