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スローフードっていうのもおこがましいけど

 アタシは食に関して、どちらかというと、こだわりがある方だと思うんですけど、ファストフードに対して何の抵抗もなくて。ファストフードもスローフードも、堅苦しく考えないで、楽しんでいきたいなとおもってる。

 楽しくし食事をするために、頑張りすぎないお料理をして、なおかつ、美味しくて、栄養がとれて、満足できたらいいな。ってそんな気持ちでお食事を準備したいし、その準備に時にはずぼらになっても良いし、反対に時間をかけて手間暇かけることも、楽しみたい。

 実際に料理して食事する事って


 子育て真っただ中だと、子どもの健康や、成長(アタシは、もうそういう時期は過ぎましたけど)栄養のバランス。スポーツの試合前は消化の良いものを!とか。歳をとってきた自分や親にとっての食べやすい、胃腸に優しいものをつくりたい・・・など。家族それぞれの好みにあった、満足できるものを作りたい!など。理想は、まあ、いろいろあるけれど。

 仕事でつかれているので、とにかく、この食事を終えて、片づけてベッドの中に潜り込みたい。ってね・・・。そういうときもある。

 ホンマ思ったように食事の準備を、楽しめない要素というものは、たくさんあって、きっと、そういうことを楽しんで作れるのは、精神的な余裕、時間の余裕も勿論、金銭的な余裕もないと、節約料理しようかなとか、もう、てんてこまいになって、しんどくなったり、雑になりがち。そして、毎日、毎食、こうあるべきってことに、がんじがらめ、義務感いっぱいになる。

 何が言いたいかって、理想はあっても、実際は結構、インスタントに助けられてたりするってやつなんです。でも、その簡単なお食事も、出来たら、楽しんで、いきたいのだということ。そして、事実、楽しめるし、栄養をプラスしたり簡単に美味しいく食べる工夫も、また、さらに楽しめるといいなと思うのです。

 例えば最近は、インスタント麺でも、動画で簡単にアレンジを紹介してるのもあるので、今度はこんな風なアレンジもありだななんて、楽しみに情報を仕入れている。そう、実験やな。かまいたちの濱家さんの笑っちゃうようなジャンクやなって思うものも試してみたり。

 シンプルに、野菜やお肉をいためて、プラスしてみたり。

だし巻き卵


 昨日は、だし巻き卵を本当にゆっくりと、じっくりと、作ったのだけど、失敗した。出来上がった、熱々のだし巻き卵をシンクの中にすべらせてダイブ、無駄にしてしまった。お料理の失敗は、本当に凹みます。最近、だし巻き卵の自分の好みの配合を模索中。調味料をはかって様々な配合で、お店のプロの作り方を、まねて毎度挑戦!ってやつにハマってる。

 子どもたちの学校に持たせていたお弁当に入れてたのは、成形しやすい配合の調味液で、ぱぱっと手早く、洗い物も少なくなるように作ってた。同じように。同じルーティンで。

でも、本当に自分が食べたい味のだし巻きって???って追求したくなった。
で、アタシの、個人的、現時点での最強レシピ↓

だし巻き(卵液)

  • 卵  Lサイズ3個

  • 水 90cc

  • 白だし 小さじ1

  • 薄口しょうゆ 小さじ1

  • みりん 小さじ1

  • 砂糖 ひとつまみ

  • 塩 少々(白だしによっていれなくてもいいかも)

水90ccと白だしは、
だし90ccと塩ひとつまみ
に変更しても可

サラダ油は小皿に出してキッチンペーパーを浸しておく。
ボールに卵液を溶いて、お玉を使ってすくえるようにする
たまご焼き用フライパンに油をひいて熱する。
アタシが使ってるお玉で一回につき8分目くらいをすくって熱したフライパンに流し入れる。
ニトリのしなるターナーで、奥から手前に巻いて、奥へ滑らす。
これを繰り返す。
最後に弱火で、形を整えて出来上がり。

使い勝手のいいツール

 最後、形を整えるのに、”まきす”があるといいよね。でも、アタシは、しなるターナーで余熱でギュウギュウと、おさえつけて整えるだけ。ニトリのしなるターナーは、たまご焼きフライパンにピッタリサイズで、お気に入りのやつです。これが便利。ちなみに細いタイプのしなるターナーは、カインズのを使用してる。

 今まで、キッチンツールは100均のやつばかり使ってたんだけど、便利な使いやすいツールがあるだけで、お料理が効率よく、スムーズにできますね。自分に合うピッタリなキッチン雑貨を揃えるのも、大切に道具を使うようになったのは良いことだと思う。(100均でじゅうぶんって思うもの、使用することもあるけど。)お値段は高くても、便利になることで、お料理が快適になる事を知り、些細な変化だけど、そういう大切にできる道具を手に入れる贅沢をすることは、豊かな気持ちになれるってこと。楽しく調理できるってこと。

 ほんとに些細な事なんだけどね。実は、自分の生活にピッタリとした物を購入することは、結構大事な事なんやなって、今は思ってる。

 ちなみに、菜箸は、サーモスのシリコンの黒いやつを3膳も持ってるんやけど。何品かつくるとき、菜箸をささっと取り出せる。ちょっと贅沢な買い物やとは、思ったけど。これも、今、実際にやってみて良かったことの一つ。

 もちろん、無印の黒いシリコンスプーンは、言うまでもなく優秀。

 大小のスプーンを、娘の家と新居のキッチンともに揃えております。これは、よく似たものが出回っているけど、無印が圧勝。

 あ、すっかり話がそれてしまいました。

 さて、今回の本題はというと、

ファストフード、スローフード


 食を楽しむって事は、身近ですけど、本当に自分にとっては大切な課題。これは、生きていく上で、ずっと続いていくこと。すべての人間にとって・・・ですよね。

 だからこそ、こだわりつつも、気に病まない程度に、面白がってしたいし。貪欲に、チャレンジもしたいし、自分の好きってことを追求することで、満たされたり、ワクワクしたり、新たな食材にチャレンジしたり。

 味わったことのない食(スイーツもね!)に出会うことで・・・自分の味覚の受け皿を広げ深める。

 食に対する情報を受け取ることを楽しむために、常に待ち構え、そして、とりさらわれることにも能動的でありたい。

 刺激を受け、(意欲的にお料理し)、味わいたい。(例えば・・・いつものスーパーじゃなく、産直のお店、外食、スイーツ、珈琲など様々な専門店に出かけて、いつもより、贅沢かなって思うもの、自分が食べたことのないものを買ったり食べたり、料理したりする)

 そして、再度、自分の安心できる、安定した、食の在り方を模索し、探求していくことによって、豊かで贅沢な「自分なりの、スローフード」をみつけていけるのではないかな。なんて、思うんです。

 気軽に、疲れた時は、マクドナルドで、いつもの、わかり易いお味のチーズバーガーで、おなかを満たしつつね。(こちらのほうが、アタシらしいかも・・・なんやけど)

 今朝は、冷凍にしていた野菜たっぷりのドライカレーをホットサンドにして食べました。そして、クリームチーズに、刻んだくるみとアーモンド、デーツを混ぜたディップを、ホットサンドを作る前に切り取っておいたパンの耳につけて食後のデザート。ゆっくりと、挽きたて豆でドリップして煎れた珈琲のおともに・・・。

 簡単で、作る工程は実際、ファストやけど、アタシなりのスローフードで、休日の朝を楽しみました。

 以前にも、このドライカレーを紹介したのだけど、ストウブの鍋を使って、様々なお料理をゆっくりと(でも大雑把に)楽しんで作ってます。サムネ画像は、

すじ肉と大根の煮物


水分がじゅうぶん出たところ↑ひと混ぜして、ここから弱火で放置して味をしみこませます。

 大根から出る水分で無水調理。少ない調味料(美味しいお塩を使って水分を出し、シンプルに酒、醤油、みりん、砂糖)で。滋味あふれる美味しいおかずがストウブのお鍋で出来るようになってきました。ま、失敗はあるけど、今後も楽しんでお料理し、楽しんでお食事するために、チャレンジしていきたい。すじ肉は、圧力調理で下ごしらえします。すじ肉と大根からでたお味で最低限の調味料を、しみこませることで、美味しく仕上げられます。

 ストウブのお鍋は、かなりお値段が高かったけど、それだけの価値があると、アタシは思っています。


 ネットによって

 情報が受け取りやすい今の時代・・・

 この状況を、存分に享受し、消費する、ではなく・・・

 学び、思考し、楽しむこと。・・訓練していくこと。
(↑國分功一郎著「暇と退屈の倫理学」にかなり影響を受けております。アタシ(笑)。
 そう最近のアタシの思考は、かなりこの本で、補強されたと言えます。)

 実際に実践していけたらいいなって思う。

 國分先生がいう「訓練が生活の中で日常的に行われること」「人間らしい生を生きる事」。

 そんな生き方ができる、思考できて楽しめる暇があるような世の中。

 すべての人が、それが可能な余裕ができ、食も芸術も文化も、学問も味わい・・・そして楽しめる・・・。

 それが可能な社会にむかって、私たち人間は、追求して思考錯誤して行かねばならんのでしょうね。難しい事ですけど。

 ま、大それたことや、経済や政治の難しいことはアタシには、勉強不足で、かなわないことですが、個人的にできる範囲のことをして、それを追求しつつ、楽しんで生きたいなって思うし、こうして自分なりに発信しちゃおう!とも、おもってるんですけど。(ゴメン、ただ、わかりにくい文章で垂れ流してるだけかもね)

 とまあ、又、いろいろ脱線??しましたけど。ホントに書きたかったことは支離滅裂で、中途半端やな。

 長くなりましたが、ここまで、読んでくださってありがとうございます。

 よくわからない文章やなって思った方は、ぜひとも「暇と退屈の倫理学」をお読みください。

と逃げました。(笑)

ほなまた!!

 



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