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「第二新卒」という魔法と、「成長」という科学


第二新卒という言葉に明確な定義はないが、仮に、社会人歴3年前後と定義を置くならば、私は2018卒なので第二新卒となる。そんな第二新卒真っ只中、『今後、自身のキャリアはこのままでいいのか 』。そんな自問自答を繰り返している。

『成長したい』って、何だ?

仲の良い同期が転職した。転職理由は、彼女の価値観や強みを考えると納得のいく理由だった。『〜〜という風に成長したい』。第二新卒としての未経験職種にチャレンジする彼女の言葉は、複雑な思いを抱えていることを知っていたとしても、力強い言葉だった。

最近、私は自分自身の成長に興味があるんだかよく分からなくなっていた。というのも、私自身、4年目にして2回の異動を経験しており、1年に1回は新しいことを覚えることに必死だった。私にとって成長とは、「出来なかったことが出来るようになること」という風に定義付けていたとすると、恰も毎年成長しているかのように感じてしまっていた。それで、満足していた。成長って、何だ?

『自身が大切にしたい人に、頼ってもらえる人材でありたい』?

元々、成長欲求は強い(理由は後述)。そこで、振り返りも兼ねて、新卒就活時の軸を改めて掘り起こした。

*選社軸

(1)常に、“どんな自分でも”期待し続けてくれる環境があるかどうか


(2)自分だからこそできたと思える仕事ができるか


(3)成長できる環境があるかどうか

※というか、選社軸って言葉使う・・?仕事柄常日頃使うけど、造語かもしれない・・。

お気づきだろうか。ベクトルが全部自分なのだ。恥ずかしながら、「社会貢献」の影も見当たらない。やりたいことも抽象的。決まっていなかった。とはいえ、なぜ自分がこの3つの軸で会社を選んでいたのかというと、『自身が大切にしたい人に、頼ってもらえる人材でありたい』、そんなありたい姿があり、実現したかったから(背景はまた後ほど、気が向いたらnoteに書くとしよう)。

でも、この理由は“カッコよく見せている”だけで、もっと大人気なく、子供っぽく表現するとしたら、『大切な人を愛して、愛されたい』なのだと思う。ああ、私の人生指針は、『いつだって、どんな自分でも愛されたいし、愛したい。だから貴方(みんな)も愛されてほしいし、愛したい』であると気付いた。同時に、『愛し愛される喜び』を知っているからこその指針でもあるのだけれども。

『わたしだから、わたしこそ、わたしなら』この状態が心地いい。そのような状態をキープしていたい。“(3)成長できる環境があるかどうか”というのは、愛し愛される為に、必要であれば成長したい、なんだな。(笑)

『自分が愛する大切な人に、頼ってもらえる、愛される人材になりたい、なれる』

これが、リクルートに入社を決めた理由だった。

実現度・満足度調査結果

この入社動機は、実は実現できているなあと感じている。
そもそも、“リクルート自体”が、『まずは・さすが・やっぱり』でありたいと願っている。仕事でも、武田さんなら、武田さんだから〜って言葉が一番嬉しいし、ご機嫌。モチベーションも当然高くなる。

ギブ&ギブのように見えて、実はギブ&テイク

私にとって、『誰かの為になる』で動くことが容易い御用なのは、
『愛される喜びを知っているからこそ、愛し愛されたい』と思ってるからだと思う。
同僚や上司からは、『本当にお客様の為に動いているよね・・・利益度返し』と言われ続けている。この顧客起点や社会起点(いわゆる、ピュアさ)が評価されているみたいだが、実はこの解釈、違うと思っている。

私が『お客様の為に』を常に考えて成果を追い求められるのは、『私自身を愛したい。だから、とことん貴方様を愛したい・愛します。』理論があるのです。愛を伝播させている自分が好きなんでしょうね。悲しいかな、無償の愛とは言えないのかも。

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