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カエルとカエルの子たち


私が子どもの頃に…


音楽が好きだったり、絵本が好きだったり、ダンス始めたり、歌詞書いてたり、バンド組んでみたり、演劇してみたり、映画を作ろうとしたり…これ全部、カエルなんです。笑

小さい頃から母はよく歌っていました。しかも世に出ていない母が作った歌です。メロディも歌詞も未だに憶えています。

中学生の頃に母が集めたレコードを持ち出してきてワクワクしながら眺めていた記憶があります。家に聴く機械がなくて、必死にCDを探しました。ABBAとかEric ClaptonとかLimahlとか…日本の歌手だとゴダイゴとかTHE ALFEEとか聖子ちゃん!(松田聖子)笑


母は若い時に友達と自作の曲をレコーディングしたり、曲を応募したり、オーディションに受かったりと、結構な夢を追いかけていました。だけど、身体が弱かったから、じいちゃん(母方の祖父)が東京に行かせませんでした。

芸能界なんてダメだ!ってありきたりな感じで母の夢は叶いませんでした。後から事務所の名前聞いてちょっとビビリました。←

自慢じゃないんですけど、母は若い時はめちゃめちゃ可愛かったんです。写真見たらウソだろってなります。何で私にDNAがちゃんと受け継がれなかったのか…私はコンプレックスの塊なのに。あ、脱線してますね。笑


私も中学生の頃に不登校だった時、幼なじみの親友とオーディション雑誌を買って受けようとしていました。ピアノができる親友が曲を作って私が歌詞を書くみたいなことしたり。

高校生になって、彼女は福祉の道へ進む為に全てを辞めました。私は演劇をしたり、バンド組んでみたりしました。そして、ダンスにハマり、チームを組んで大阪に通い、イベントをしてみたり…

でもバンドは好きで、その頃自分のホームページを作っていたので、全国の高校生バンドをやってる人たちと交流もあり、「曲書くから歌詞つけてよ」「いいよー!」みたいなノリで青森県で活動していたバンドの曲に作詞したりとかしてました。

ダンスの前に組むだけ組んだバンドはすぐに解散したけど、ドラムやってる子が曲を書いたので、私が作詞して、一曲だけオリジナルを作りました。それはもう私たちしか知らない曲になって、今ではたぶん、私しか歌えません。もう忘れただろうな。その子が私の書いた歌詞が好きだと言ってくれました。今は疎遠になってますが、あの時は本当に嬉しかったです。


そんなあちこち手を出す私を母は何も言わずに今度は何にしたん?って楽しそうに聞いてました。演劇部に入った時なんて、演技よりも照明技術に心を奪われて力説していた私です。音楽LIVEに行っても観ちゃうのはステージ構成や照明の連携というか、本人観るの忘れます。


退部する前に大会みたいなのに出た時も、舞台上で派手に滑って転んで、でもなんか笑えてきちゃって全然違うアドリブで繋げてしまい、先輩にセリフはちゃんと言おう!と控えめに怒られました。だけど顧問の先生は俺は良かったと思うよってこっそり言ってくれたのですが、演技向いてないんだなって思って、並行してやっていたダンス一本にしました。


それから…私は小さい頃からずっと絵本が好きなんですが、それは小学校の中学年まで母がずっと私たち姉弟弟(きょうだい)に寝る前の物語を話してくれていたからです。好きな本を持ってきたら読んでくれました。でも飽きちゃうと話の続きを皆で作るんです。めちゃめちゃな話になったり、途中で寝る奴居るし、今考えたら一番面白かったなぁって思います。

私が小学校高学年になると、母が働きに出た為、全部なくなりました。絵本の時間、物語の続きを作るやつ、今の私に繋がっている気がします。因みに母は絵本も自作していました。小説みたいなのも書いていたし。あ、今も何か創作してるみたいです。


今、iPhoneを使うようになってから母は空いた時間でまたクリエイティブなことをするようになりました。たぶん、母のカエルが私のカエルになり、妹のカエルにもなっている気がします。

妹もまた絵が好きで、小説が好きで、書いています。絵って言ってもイラストと言うべきか、漫画なんですけどね。

彼女もやっぱり鬼滅の刃にハマっていて、ファイルが手に入らないとわかると、クリアファイル持ってきて、紙に見て描いたキャラクター達を下絵にして、油性マジックでチャチャっと描いてしまいました。

無いから作った!とか言いながら学校のプリントを入れていました。彼女は無いなら作るの精神が凄くて、好きなキャラのトランプを二度も作っていました。集中力…


10代の頃にカエルの子はカエルだと母が私に言ったように、妹にも言っていました。

母がそういう人だから、少し家事が嫌いでも仕方ないかって思います。(私がしてます)笑
母はカエルたちがやってみたい事をやっちゃいけないとは言わないからです。


因みに長男は将棋が強くて、ゲームが好きで、迷路を作るのが好きだったり、知育系のアメリカのブロックでヤバい形作ってたり(語彙力壊滅的)レゴブロックで街を作ったり、高校でロボコンにも出てました。研究員かエンジニアになりたいって言っていましたが、今はたぶん途中です。きっと彼はその先を見ていると思います。だって入社して10年以上なのにまだ資格を取り続けているんです。


次男は愛される天才だと思います。剣道が好きで意地と努力と少しの才能で、国体とインターハイに出たことは彼の今に繋がり、沢山の人に愛されています。そして、きょうだいの中で、一番母に似ています。スポーツをしていたので、身体の仕組みをよく勉強していて、マッサージや整体みたいなのが好きで、よく家族の痛みを吸い取ってくれます。笑
それに何より、可愛い妹(お嫁さん)を私に連れてきてくれました。そして、可愛い子ども達が大好きなパパです。



カエルはたくさんカエルを生みました。



母のDNAはやっぱりちゃんと私にも受け継がれています。爪の形が一緒なんです。笑
性格は正反対なのにそっくりなんですよね。そして食べ物の好みがきょうだい揃って母と一緒だったり。本当にカエル最強です。笑

因みに私たち全員、音楽が好きで、歌う事が大好きです。きょうだい全員揃った時はカラオケに行きます。もれなくモノマネ大会が始まります。笑



思い出すと本当に止まらないので、
この辺にしておきます。スミマセン!


またこんな長い話にお付き合い頂きありがとうございます。本当に感謝です!


また更新しますね!



peco




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