子育ては自分自身の問題との対峙。
子育てをしていると度々この言葉が頭に浮かんできます。
子どもって多くは語らないけれど、毎日ちゃんと親の事を見て吸収していますよね。
良い姿も。悪い姿も。
そして気がついた時には、親の癖が子どもの癖になってしまっている。
口癖、仕草、態度など
本当に習慣ってコワイです。
自分のこういう所嫌だなあ、
直したいなあと思っているけど
なかなか直せないこと
目を瞑ってきたこと
誰でもあると思うのだけれど
そういう自分の嫌な所にもちゃんと向き合っていかないといけないのが子育てなのかな と最近よく思います。
人の振り見て我が振り直せとは
よく言ったもので
我が子の振り見て我が振り直せなのです。
よく子育て、保育界隈で子どもに否定的な言葉を掛ける前にその行動をリフレーミングして肯定的に捉え伝えよう!と言われたりするけれど
リフレーミングはもちろん子どもの自己肯定感の為にもとても大切だと思うのだけれど、それと同時に"この子の今の姿気になるな..."と感じたらしっかり自分自身の行動や言動に照らし合わせて、今の姿が出ている原因は何かな?と自分の関わり方に問題はないか?我が子のこの行動は何かのSOSじゃないか?と見過ごさずにその都度考えることも親として大切なことだと思っています。
もちろん特性などがある場合は
不必要に自分自身を追い込んでしまわないよう逆に気をつけなければいけないと思うのだけれど、
子育てをしていても保育をしていても感じるのは、子どもの姿は親の鏡のようになっているから、気になる姿が出ていたらその原因は何なのか親としての立ち居振る舞いを一度見直して、時には自分の嫌な部分ともちゃんと向き合う必要があると私は思います。
けれど、親も一人の人間ですから分かっていても出来ない時だってあるし、「今日は無理!」という日があってもいい。親も頑張りすぎて自分を追い込み過ぎないことも大事。
でも、子育てもその年齢のその瞬間は
一度きりで日々の関わりの積み重ねだから
自分も子どもも大事にしたい。
大きくなってくると子どもの周りの環境が要因となることも増えてくると思うので、幼少期の間に子の心の変化に少しでも気づいて寄り添って、良い距離感で互いに育ち合いながら親子関係を築いていきたいです。
子育ては正解がなく、我が子を見ていて
自分も直したいと思っていた姿に直面してしまった時はショックを受けたり、次から次へでなかなか悩みは尽きないですが、、
良い姿は伸ばしてあげられるように
気になる姿は我が身を振り返りながら
子育ては親育てですね。
子どもに育ててもらっているなと感謝しながら、今ある幸せを夫と一緒にちゃんと噛み締めていきたいです。
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