【捨の記録】破れた服は手放そう!!

 …いや、まんまタイトルの通りなんですけど、ね。笑 いざ文字に起こすと、

…ぁ当たり前だろう!!

と勢いよくノリツッコミしたくなるな笑

いやぁ、山ほど服持ってるんですけど、その中に生地自体が破れた服、スリットが避けた服が二着あったんですよ。なかなか手放す踏ん切りがつかなかったので、手放す前にnoteに二着に対する気持ちやらなんやらを吐き出して、お別れにしました。

①gallardagalanteのシャツワンピ

 購入したのは…かれこれ5年以上前なのでは…?大好きな友人二人に付き合ってもらって、「これ蒼井優っぽい」「うん、めちゃくちゃ蒼井優」と訳のわからない会話をしながら購入した。楽しかったなぁ。襟元はノーカラーで、ゆるいオーバーサイズと、胸元のデザインがなんとも可愛い。素材はコットン100%で、生地のガサッとした質感と、絶妙な軽さをとても気に入っていた。
 バサっと被るだけでおしゃれさんって感じになる(ような気がした)ので、本当にあちこち来て行った。私にとっての勝負服と言っても過言ではない。写真をたくさん撮ることが予想されるプチトリップでの着用率、ほぼ100%なのでは…!?
 それが、表裏を合わせている縫い目の部分から、ビリリッと避けてしまったのだ。赤子を抱き上げる時に、裾を踏んづけたまま立ちあがろうとしたせいである。明らかに生地が逝ってしまったにも関わらず、前述の通りそのシャツをとても気に入っていたので、手放す踏ん切りがつかなかった。

 そこで、私は彼女の修復を試みた。
 ここで突然の告白になるが(本当に唐突すぎる)、実は前々からダーニングに興味があったのだ。彼女は洗いざらしのガサガサ系コットン、不恰好な縫い目がついてもそれはそれで可愛いはず。これを機に丁寧な暮らしデビューするか!!と奮起し、ダーニングの本、針、糸と色々購入したのだが…
 まぁ、難しい。雑誌や本で見る分には、無造作にチクチク縫い進めていけば簡単にダサ可愛い感じに繕えるように思えたが、固定の仕方が悪いのか、縫い進めるたび生地が引っ張られてよれてしまう。なんとか四角形の裏地の布を縫い付けてみたものの、「本当に真っ直ぐピッタリか?これ?」と、今度は謎の完璧主義が顔を出し、なかなか自分にGOサインを出せない。はぁ、現実は甘くない。
 また、我が子は私が手にしているものをなんでも自分も持ちたがるお年頃。となると、針仕事は子供が寝ている時でないとできない。我が家は親も子供と一緒に寝落ちがデフォルトなので、今の私のライフスタイルでは針仕事をする時間の確保も難しかった。

 かくして、私は彼女の修復を諦めることにした。
 しかし、よく着たなぁ本当に… このシャツワンピを着ると、男からも女からも一目置かれる小慣れたモテ子になれたような気がしたのだ。
 いろんなところに遊びに行かせてくれてありがとう。自信をくれてありがとう。

②tocco closetのタイトレーススカート

 綺麗なお姉さんになりたいマインドの時にネットでポチった。
こちらはバスに乗る際、勢いよく段差を踏み込んだ時にびりっとやってしまった。こちらは糸が緩んだだけで、生地自体は避けていないので、それこそ繕えばいいのだろうが、ザ・綺麗めテイストのアイテムなので、ダーニングのようにあえて繕い跡が残るようなお直しはミスマッチだろう。修繕跡が残らないよう綺麗に縫い直すとなると、その技術も道具もない(いや、ダーニングの方だって、技術も道具もないのだけれども笑)。
 でも、じゃあ、プロのお直しに出すほどだろうか…?と悩み、ずっと放置してしまっていた。 
 toccoはお手頃価格×フェミニンなデザインが最高のブランド様なのだが、たいていのブランドでxs〜sサイズの私には、特にボトムスはどれもサイズが大きすぎるのである。タイトスカートなんて、ジャストウエストで履きたいアイテムNo. 1なのに、このスカートに関してはやっと腰骨で止まるような感じだった。苦し紛れにオーバーサイズのデニムジャケットを上から羽織って着てみたりしたものの、やはり自分のスタイルじゃない着こなしはしっくりこない。結局、合計5回も着ていないかもしれない。「衝動買いしたけど結局着なかった」という罪悪感も相まって、捨てることに結構抵抗があった。

 書いてスッキリして、この二着は、お直しせずにこの夏でお別れにした。実際、服ならまだ山ほどあるのだ。二着くらいなくなったって(そして実際、今着てないんだから!!ないのと同じだ。)全く生活に支障はなかった。

 さて、ここまで書いたついでに、この夏すでにお別れしたメンバーのことも記しておく。

③ユナイテッドアローズのサンダル

 ローヒール&足首ストラップで歩きやすく、絶妙にダークな紫色でどんな服にも合い、華奢なデザインで脚をほっそり見せてくれる夢のようなサンダルだった。本当に重宝した。こちらも、大好きな友人と一緒の時に買った。「もうサンダル四つもあるのにぃ〜〜」と自分の浪費癖に呆れながら買ったけど、結果全く後悔はなかったな。こちらもかれこれ5年近く愛用していたが、とうとう親指のところの合皮が擦れて、中材が剥き出しになってしまっていたのだ。また同じような素晴らしいサンダルに巡り会えるのか…?と正直不安だったが、流石に見た目が見窄らしくて履いていけないのでお別れした。

④championの白T

 これまたよく考えると何年前?6年…くらいか?メンズのjournal standardで買った。本場USA製造のやつってなかなかないんですよねぇ〜とダボダボの服を着たおしゃれな店員さんに言われて、イキって買った。
 しかし果たせるかな、全く似合わなかった。。やっぱり似合わない服って、どれだけ服自体にプレミアっぽい肩書きが付いていてもテンション上がらないんだな、と噛み締めさせられた服である。苦い、しかし大切な教訓をいただきました。
 しかも、着ない間にも、襟元の黄ばみが取れなくなってしまい、似合う似合わない以前に、外着として身につけるのは躊躇われるような見た目に。しかし、白Tのくせに5,000円もしたのだ!あっさり捨てるには惜しい。mina女子になりたかった私の心が捨てないでと叫んでいる。心が叫びたがってるんだ。
 …ということで、彼にはこの夏から部屋着になってもらうことにした。
 するとどうだろう。外で来た時にはあんなに似合わない…!と絶望していたのに、部屋着として身につけたら、なんだかこなれたリラックススタイルでなんともいい感じじゃないか…!!生地が厚手で体が泳ぐサイズ感なので、一枚で着ても乳首が目立たない(おい)のも部屋着にもってこい。私の場合、ゆる〜いユニセックスカジュアルが着たくなったら部屋着として着るのがいいのかもしれない。

 以上、この夏の捨記録でございました。いや〜、物を捨てるのって本当体力使うのよ。破れたり裏地が見えたり、明らかにもうダメでしょって見た目でもこんなに躊躇うんだもん。今は新品でも、いつかは捨てなければならないものになる。モノは増やさないに越したことがないですね〜本当に!

 …と言いつつ、夏は洋服の不買運動を頑張っていたシマトですが、今週ドカドカと秋冬の服を買ってしまいました…。んがッ、我が生涯に一片の悔いなし!!!それはそれ、これはこれで今しかない今の自分で、秋冬ファッションもどんどん楽しんでいきたい所存でございます。

 ここまで読んでいただいてありがとうございました。ではまた!

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