一年の計は・・・
皆様、明けましておめでとうございます。
どのような新年を迎えておられるのでしょうか?
私は新年早々、本日は日直です。
なかなか慌ただしい一年の始まりになりそうです。
昨年7月から開始したこの NOTE ですが、大変たくさんの方に読んで頂きながら、なんとか続けることができました。読んで頂いた皆さんに大変感謝申し上げます。
そんな中、12月は体調不良にて、中途半端な更新ペースで大変申し訳ありませんでした。体調と相談しながらになりますが、できるだけ毎日何らかの更新をするページにしていきたいと思っていますので、宜しければお付き合い頂けると大変うれしいなあと思っています。
無限の樹形図
新年の御挨拶代わりにひとつお話しをさせてください。
「無限の樹形図」ってお聞きになったことはありますか?
昔々少年サンデーで連載されていた、『最上の命医』というマンガの中で核になるコンセプトとして描かれています。
https://www.cmoa.jp/title/34404/
このマンガは、後に斎藤工さん主演でドラマ化されたので、そちらでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
https://www.tv-tokyo.co.jp/meii2019/
細かい文言は忘れましたが、
目の前の人を一人助けることで、その人がまた誰かを助けるかもしれない、その誰かが助かることで、また誰かが助かるかもしれない
そうやって命がつながり、世界が広がっていく
私はそのように理解しています。
(『最上の命医』 第一話より引用 小学館)
現在は救命救急センターにおり、小児医療のどっぷりの世界から少し軸足をずらしていますが、だからこそ、さまざまな分野の方とお話しをする機会も頂いています。
私と関わってくださったことで、生まれたことが、その方を通して、また次の方に伝わっていく。私がその方から頂いたものが、また次の方に少しずつ影響していく。そのような中で誰かが誰かを助け、世界が広がっていくとしたらとても素敵なことだと思います。
実は、この「無限の樹形図」は、私が小児医療に携わっている一つの原動力になっています。自分が関わらせて頂いたこどもたちが、回り回っていつか世界を変えることもあるのではないか、そんな風に結構本気で妄想しています。
この NOTE がそんな妄想の一助を担えたら望外の幸せです。
微力ながら、皆さんのお役に立てればと思っておりますので、
今年も本NOTEをよろしくお願い申し上げます。
小児科、小児集中治療室を中心に研修後、現在、救命救急センターに勤務しています。 全てのこども達が安心して暮らせる社会を作るべく、専門性と専門性の交差点で双方の価値を最大化していきます。 小児科専門医/救急科専門医/経営学修士(MBA)/日本DMAT隊員/災害時小児周産期リエゾン