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もう海で遊べない

毎日本当に暑いですね。


強い日差しに当たるとすぐ肌がかぶれてしまうわたしには過ごしづらい季節です。

暑さにも弱い。電車でかるい熱中症になったことも、温泉でのぼせて倒れたこともあります。

電車のときは親切な方に声をかけていただいて一緒に電車を降りました。学生のときでしたが、持っていた冷たいお茶を飲ませてくださり、落ち着くまで隣にいてくれました。本当に本当に感謝しています。

温泉のときは友達と一緒でした。脱衣所で後ろ向きに倒れてロッカーに頭を強打したのですが、たまたま居合わせたおそらく医療関係者と思われる方々がその音を聞いて駆け寄ってきてくれました。手早くわたしを寝かせてスタッフさんが持ってきてくれた氷をわきにはさみ、今あなたは倒れたの、唇が紫になってる、10分このままでいてと声をかけてくださいました。やや朦朧としていたのでたぶんろくにお礼も口にできず、10分後にはその方たちはいなくなっていて…。申し訳ない思いです。本当にありがたいです。


わたしはなぜか「幼少期の活発だった自分」こそ本当の自分だと思い込んでいるところがあります。
だから落ち着いているとかクラシカルだとか言われるたびに、わたしはこの人に心を許せていないのだなと感じてしまうんです。きっとそんなことないのに、今の性格こそが自分なのに、これはわたしじゃないとどこかで信じている。

なんでだろう。
幼少期は空気を読むとか知らなかったころの自分だから、いまは周りに合わせておとなしくしているだけと思っているのかな。子どもの頃は普段は活発、授業中や怖い大人がいるところでは静かにしていました。その使い分けも影響しているのかもしれません。
この自分が私なんだと認められるようになりたいです。


そんな活発な子どもだったから、よく外で遊んでいました。
いちばん好きな季節は夏。夏休みは海に行かないと!と思っていました。
開放プールに通い詰めて肌がぼろぼろになってから自分の肌は弱いんだと気づきましたが、それでも日の当たるところを避けようという発想はなかった。

いまはもう海行けないなぁ。
日陰がないからこわい。

先日猛暑のなかお出かけした際、気分が悪くなって同行者に心配かけてしまいました。
水分はとっていたし、日傘もさして、基本屋内にいたのに…。生理2日めだったことのほうが大きいかもしれません。それに暑さが拍車をかけた形でした。

ディナー中、目の焦点があわなくなってきて、生理痛もきて、胸が苦しくなりました。出かける前は調子が良く、運動もして、鉄分ドリンクも摂取、痛み止めも飲んでいたので油断していました。
何か口に入れたらその分何か出そうで、あまりご飯が食べられず、同行者とお店の方には本当に申し訳ない気持ちでした。

まだ生理中とあってメンタルも不安定なのか、今日このことを思い出して情けなくて悲しくなりました。

昔はあんなに太陽の下で遊んでいたのに。
海も山もバーベキューも好きだったのに。体調や肌を考えると行けない。対策してもやっぱりこうして人に迷惑をかけるし…。

もうあのときのわたしに戻れないのかな?と思うと落ち込みます。ただ、それは「レジャーが好きな明るい自分」が本当の自分だと思い込んでいるせいもありそう。

また海で遊べるようになりたいけど、それ以上に、美術館や博物館が好きな自分、活発じゃないわたしを受け入れてあげたいです。

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