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僕が体験したこんな年末年始は嫌だ!  「海外の年末年始編!」

今まで過ごした海外での年末、年始について思い出をシェア!

年末年始を過ごした国はカナダ、アメリカ、イギリス、ドイツ、スイス、デンマーク、スウェーデン、イタリアくらいかな。。

まず一言で共通して言えるのは

31日はうるさい。。です。

そしてどこの国もいい思い出が年末年始は本当にないです。。

スウェーデンは北過ぎて暗い。。12時まで太陽が出てこないし、3時には太陽が沈むお正月。。

スイスのジュネーブは花火がポツリ。。。

イタリアのローマ、ベルリンは爆竹。。

カナダはモントリオールは静かだったかな。。

田舎は何より都市部ではとにかくうるさいんです。

イタリア、ローマもすごいし、ドイツのベルリンもすごい。。

ロンドン、NY、デンマークも住まいは郊外だったので静か。。。

とにかく爆竹はうるさい!

目的が音を出すことなのでヨーロッパの爆竹は日本の爆竹よりもパワフルな感じもする。。

もうドイツの時は31日は夜から歳が明けて数時間はバンバン鳴っていました。

あと地域や場所によっては花火が打ち上がります。

ジュネーブあたりは本当に静かだった。。アパートの部屋の明かりが本当に少なかった記憶があります。。街に人がいない感じ。。多くの人は実家に帰省しているのだとしみじみ感じました。まさにジュネーブは仕事だけの街!

またヨーロッパなどでは花火は日常的に購入することができなくなっています。

唯一販売される時は年末年始。。そして花火をしていい時期もその年末だけと規制されています。

そのためかここぞとばかりに爆竹。。日本のような線香花火とかの花火ではなくとにかく騒ぐための爆竹くらいしか海外では売ってません。

日本の花火は芸術作品でその花火にはそれぞれ花の名前がついています。

だから「花」の「火」というんですね。

打ち上げ花火や線香花火、見て感じて楽しむ。。日本の文化がそこには入っているんです。。

海外ではFIRE WORKS 火の作品?お仕事?

でもフランスだとfeu d'artifice 火の芸術

アートという文字が入ってますね。


多くの人たちは外出して祝ったりして夜通し過ごします。

海外では1日は必ず休みでその次の日が平日ならば2日からお仕事です。

もう最悪です。。でも日本の正月を知らないヨーロッパ人には普通のことです。

2日から働くなんて悲しすぎる。。っと毎年2日は感じてました。

日本で2日お休みの皆さん。。

ヨーロッパの人たちは2日から働いてます!(あっ、でも2022年は日曜日だ!)正月連休なんてほとんど味わったことがない。。

僕は年末年始、とにかく静かに家で過ごしてますが一般的には31日に徹夜で騒ぎ、1日は一日中寝る。。っというのがパターンがヨーロッパでは多いようです。1日寝ているっていうのももったいないなって思います。

ヨーロッパで過ごす年末年始はいつも日本のお正月を思い出します。。

実家の近くにはお寺があり長夜の鐘が響く。。最近はCDを流すお寺もあるみたいですが。。実家はちゃんと今でもちゃんと叩いています。。

そして3日には祖父母の家に集まりみんなで顔合わせ。。

お寺に家族で行きお参り。。

そんな日が今はもうない。。

日本に戻ってからは祖父母がいないお正月。。

親戚一同で皆で集まることもなくなり家族と過ごしたお正月。。

なんとおせちはセブンイレブン。。

「が〜〜ん!!」


僕は日本のお正月がとても大好きです。。

小さい時からあった当たり前のお正月。。

親戚が集まり、畳の上でご挨拶。。

おばちゃんや親戚の人のおせちや手料理がテーブル一面に並び。。

男性陣はお酒や食べ物、話で盛り上がり、女性陣は料理やお酌などで走り回る。。

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本当に驚いたことがあった。。

成人してから一度日本で正月を過ごしたことがあった。。

もうみんなとお酒を飲める。。

お食事とお酒で男性陣で話が弾む。。

ビールやお酒を飲んでいるつもりだがいつも一杯の状態に保たれていた。。

これは女性陣がいつもお酌してくれていたからであったが

僕は気づかなかった。。

その時初めて「忍者」だと思ったほどだ。。

とにかくすごい。。素早いし、静かだし、手際がいい。。

海外などでは相手のグラスに注ぐ文化がないから

忘れていた分。。驚いた。。

これが日本おもてなしなのだろう。。


でもこのお酌はヨーロッパなどではタブーになるから注意が必要。

(この話は面白いのでまたのちに。。)


もしかしたらとても貴重なお正月を体験していたのかもしれない。。

おじいちゃん、おばあちゃんがいなくなって初めてわかった。

てっきりずっと続くものだと思っていた。。親戚同士でずっと集まりものかと思っていた。。

もしかしたらこういうことがだんだん無くなっていくのかもしれない。。

お正月でも実家に戻らないという人もいるようだし、ドイツのクリスマスを思い出すとなんか悲しい反面、あの頃のお正月を体験できたことでも素晴らしいことなんだと思う。。

そうそう、恋人と過ごすと言ってお正月帰省しない人がいるみたいだけども。。。

ドイツのクリスマスは恋人を連れてくるのもありでした。

ステファンの妹がクリスマスにいない時があったんです。その理由は「今年は彼氏のところの家族で過ごすのよ」。。っとステファンのお母さんが寂しそうに話してました。でもその次の年は妹は彼氏と一緒にステファンの家でクリスマスを過ごしてました。1年ずつ交代みたいです。

初対面した僕もなんか変な感じ。。。

でもこれもヨーロッパ!

僕だってただの他人なのだ。しかも外国人。。

もしかしたら日本でも家庭によってはまったく違う形のお正月が当たり前のようにあるのかもしれないですね。。

昔からの日本のいいところを未来に。。















全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。