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映画「わたし達はおとな」(感想)

チケットを買おうと思ったら、現金が足りなくて、慌ててATMへ駆け込んだ。開演2分ほどですぐ始まった。

昼にらーめんを食べたせいか、そこの映画館独特のにおいのせいか、少し気分が悪くなりかけた。大きいスクリーンではなかったけど、半分ほどお客さんは埋まってる。

大学生の話だから、若い人が多いかと思ったら、大人、特に映画通そうなおじさまたちが多くいた印象。結構注目されてるのかな。



見た感想は、私的にはう~んって感じ。
凄くリアリティのある描写だと思ったし、俳優さんたちの演技が光る映画だったと思う。実際にこういうカップルはいるだろうし、気持ち悪いほどに解像度が高くて、しっかり男のほうに嫌悪感いだいた(笑)

そういう意味では喧嘩のシーンとか、些細な日常だけど、リアルさを追求してるんだなと思う。でも正直、作品を通して何を伝えたいのかわからなかった。恋愛における違和感をそのまま描いてるのは凄くわかるけど、こんなんなったら嫌だなって思うだけで、心打たれるものがなかった感じかな。

あとは単純に私の経験とか価値観の問題だと思うけど、主人公に共感できなかったことかな。まあ、主人公目線の視点ががっつりあったわけではないし、そこまで細かく描写しないようにしていたのかもしれない。どの登場人物も第三者目線が多くて、こっちが入っていけないようにしている感じ。

心の声とか、BGMもほとんどなかったし。BGMに関しては、無いままエンディングを迎えると思ってたけど、最後の方で少し使われたから、使うんかーいって思った(笑)エンドロールも音楽なしでいって欲しいとは思ったけど、流石に無理か。

わかったことは、結局私は主人公に共感して、一緒にストーリーを楽しみたい人間なんだなってこと。出会って、恋して、失恋してみたいな単純ラブストーリーが好きな人間なんだ。

他の人のコメントとかも見たけど、あれは胸糞映画として見るべきなんだね(笑)。そういう意味では素晴らしいんだろうな。

おわり。


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