夜勤を乗り越えるためにすること
私の職場はシフト制で、毎月2回程、夜勤がある。
昨年から新社会人として働きはじめて、夜勤のある部署に配属されるとは思わなくてびっくりした。やっていけるのかなと不安になった。
なぜなら、私は夜型人間ではないからだ。
学生時代は、テスト前日でも12時までには必ず寝ていた。
カラオケオールに誘われたら、行くことには行った。ただ、知らない曲が2時ぐらいにかかったら白目に。
おまけに3年間、アルバイトは朝6時から9時までのコンビニのレジ打ち。
そんな感じで私は夜型人間ではない。
そんな人間でも、1年間働くことができた。
ただ、自分のベストな夜勤を乗り越える方法を確立するのにかなり長い道のりがあった。
このnoteは、
・これから夜勤のあるところに勤める方
・夜勤がしんどい方
・夜勤あるあるを共有したい方
に送りたい。
読んでいただく前に念頭において欲しいこと、というより、
一番大事なことを発表しちゃいたい。
それは、リズムをつかむことだ。
夜勤があるということは、日勤もある。生活リズムが崩れる。ニキビができる。
そして、体の体質は人それぞれ違う。
夜更かしが得意な人、早起きが得意な人がいる。
それぞれの人にあった、職場と自分の体のリズムを見つけることが一番大事だ。
自分にあったリズムを見つけられれば、心地よく働けるだろう。
長々と話してしまったが、つまりは
「わしの夜勤ルーティン紹介するで。まあ、みんなに合うかわからへんけど、参考程度にしてや。ぼちぼち試して見て、自分のリズム見つけてみてや〜」
というわけである。
夜勤前の過ごし方 〜バンパイア時間〜
私の職場は高齢者施設で、主に生活介助を行っている。夜勤のシフトは16時30分から10時まで。
私は家を15時15分に出ることにしている。それまでの時間の過ごし方を紹介する。
1.絶対に日に当たらないようにする。
人は日の光を浴びてから16時間ほどすると眠くなるホルモンが出るようになっているらしい。
だから、「日の光を浴びたら死ぬ!!」ぐらいの精神で、バンパイアのように過ごすのがいい。
2.極限まで寝る。
夜勤と言っても前日は、遅くても12時ぐらいに寝て、9時ぐらいに目が覚めてしまう。そこから、スマホをいじって眠れなかった。夜勤中眠い。
なんてことになったら、自分を恨むことになる。
何か食べて、時間ギリギリの極限まで寝るのが重要である。
たまに眠れないこともあるが、目をつぶって横になっているだけで大丈夫。
というより、大丈夫と信じて横になるのが大事。
夜勤中の過ごし方 〜夜勤の魔物と戦う〜
夜勤でする仕事の流れは、夕食の準備、介助、就寝のお手伝い、夜間の巡回、起床のお手伝い、朝食の準備、介助でおしまいだ。
就寝のお手伝いまでは、遅番さんがいるからいいものの、そこからは1人だ。
夜勤の最大の問題は「夜に1人で働く」ということだ。
「1人になる➕夜」は良からぬことを考える。
これが魔物の正体だ。罠にかかると引きずり込まれる。
この罠にかからないようにするための方法をお伝えしたい。
1.食べる
人間の3大欲求である。睡眠を奪われているので、その分を食事で補うというものだ。
食べるものは、自分の好きなものを。好きなものを食べていれば、幸せだし、そうなれば魔物にも打ち勝てる。
太るのではないかと心配する方もいるだろう。これを毎日していたら問題であるが、私は月に2回しかしていない。
私は夜勤明けに体重を測ると、いつも痩せている。
(ただ、これを帳消しにするぐらい夜勤明けに食べるので意味がなくなる)
2.仮眠は「全力仮眠」でとる。
仮眠をとれるなら、全力でとる。全力でというのが、ポイントである。
全力仮眠のとり方は、シンプルで、
「今から、10分。全力で仮眠します!!」
と、声に出して、自分の体に号令をかけることだ。要は自己暗示である。
こうすることで、「全力で」やろうと体に伝えつつ、「仮眠」と宣言することで、本気の睡眠ではないことを体に理解してもらえる。
3.夜勤の仕事はチェックリストを作る
私はとても心配性で、いつも夜勤後にやり残したことがないか不安になる。
夜勤中は睡眠不足のため、記憶力や思考力がものすごく低下する。
私の低下の仕方は、本当にひどい。三歩歩くと忘れる。脳みそがぼとぼと落ちているのだと思う。
なので、絶対にやらなきゃいけないことをチェックリストにしている。
そのおかげでやり残しも減ったし、何よりやり残したことないかなと漠然とした不安が減った。
絶対に作ることをおすすめする。
夜勤明けの過ごし方 〜沼から這い上がらないために〜
明けは眠い。終わった直後はハイになっているが、睡魔は必ず来る。
することは、ただ1つ。
シャワーを浴びて、水を飲んでから寝ることだ。
一番大事なことは水を飲むことである。
シャワーは浴びなくても最悪いい。
ただ、水を飲まないと大変なことになる。
私の場合、水を飲まずに寝てしまうと、起きたときに
沼から這い上がる感覚に陥るのだ。
たぶん、夜勤明けの体は脱水症状になっていて、それが寝ることで加速して、体が異常に重く感じてしまうのだと思う。
本当に気をつけてほしい。
職場の先輩は、「夜勤後の寝起きは頭に重りがあるみたい」と表現していた。
これは、夜勤あるあるなのかもしれない。
なので、コップ一杯でいいから飲んで、寝てほしい。
つらつらと、夜勤を乗り越えるコツを紹介した。
科学的でもなんでもないし、1年しか働いていないもののこつだった。
しかひ。これが私のベスト夜勤リズムだ。少しでも、みなさんのリズム作りの参考になったら嬉しい。
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