LYRICAL SCHOOL REMOTE FREE LIVE
今日もまたヒップホップのネタです。
どうかしてるくらいボリュームも内容も濃すぎるTHINK TWICEマガジンを毎週発刊するnoteの先輩ミズモトアキラさん。
そのミズモトさんのウェブサイトで熊本地震の直後16年5月にLyrical School(とDJみそしるとMCごはん)についてコラムを書かせてもらいました。
その後もちゃんとリリースされる楽曲は追っていてレコードも買っていましたが、遅ればせながらコロナ禍で4月に配信されていたREMOTE FREE LIVEを見て、それが素晴らしかったのでご紹介しておきます。
ミズモトさんのとこでコラムを書いた後の17年にメンバーチェンジが行われ、当時から残っているのは右から2番目のminanと中央のhimeのみでマイクも6本から5本に減少しています。しかしそこからすでに3年たってメンバーの息もぴったりになり、5人が離れたところにいる文字通りのリモートなのですがグルーヴ感が出まくっています。元々大好きな曲なのですが、RIP SLYMEのPES作のTOKYO BURNING(vol.1の6:41~)の掛け合いの盛り上がりとかヤバいです。以前は振りを揃えたもっとアイドルぽいライブだったのが、ステージではフリーで動くようになりヒップホップ度が高まったみたいで、そのあたりも影響しているのではないでしょうか。
メンバー5人とも高いスキルと個性あってのこの完成度だと思いますが、中でもhimeの存在感が際立っていると感じました。フロウはもちろんちょっとした仕草や佇まいがかっこよく、最年少ながら完全にグループを引っ張っていっているようです。
メンバーチェンジ前の初主演映画「リリカルスクールの未知との遭遇」の中では末っ子キャラだったhimeがここまで成長しているのには正直驚きました。僕は箱押しですが、押しメンのいるアイドルファンの気持ちが少しわかったような気がします。
この映画、デモ田中が監督、スーパーバイザーM.C. BOO、本編にはANIやBIKKEも登場し、ヒップホップ愛に溢れていてとても面白いのでリリスクファンはもちろん、僕みたいなサブカルおじさんにもおすすめです。
最後にゴシップみたいな感じでアレですが、この未知との遭遇でも主役級の活躍をしていた大部彩夏さんは芸能界を引退して18年にご結婚されているそうです。末永くお幸せに!
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