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白石一文「ほかならぬ人へ」

久しぶりに本を読んで泣いた。どうしようもなく涙が溢れた。

所詮、他人を理解する事なんてできない。

そもそも、自分すら理解できていないのだから。

でも、誰かと繋がりたい。

身体の繋がりは、ともすれば刹那的な快楽を求める表面的な欲望を満たすだけだと人は言うが、果たしてそれ以外に何が必要なのだろうか。

それ以外に、人と人が分かりあえる術を僕は知らない。

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