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さりとてあらむやはと思ひて、刀を抜かずにnoteを書く夜

タイトルバナーは、分かる人には分かる「くじらぐも」
タイトルは「保昌と袴垂」より。何でここで宇治拾遺物語が出てくるのかは

授業で山菜料理の話題が出ました。
「『ふきのとう』って何ですか?」
これをお読みの多くの大人の方は「え???」ってなると思います。
流石に知っている子の方が多かったのですが、
ふきのとうを知らない若い人は存在します、それも複数。

ところが、途中でこんな発言が。
「教科書でやった気がする」
「あー!やったやった!」
今度は逆に、「今どきの若いもん」以外は「そうなの??」ってなったかもしれません。
調べたところ、光村図書の「こくご 二上 たんぽぽ」に「ふきのとう」が載っていました。
(なお、光村図書のホームページの「教科書クロニクル」は、ここの教科書を使っていた人ならどストライクに「懐かしー!」となると思います。のてりあすは教育出版育ちですが、塾講師や子育てで国語のドリルをしこたま見てきたせいか、それとも子供向けの名作って割と共通なのか「あったあった」と時間泥棒されました。「スイミー」「スーホの白い馬」「一つの花」…)

しかし、ふきのとうが何かは覚えていなくても、その名前だけは憶えているということは、国語の教科書の、詳しい所は忘れてしまっても頭に残っている音、って、意外と多いのかもしれません。自分の記憶を掘り起こしても「はまきちょっきりのゆりかご」「キックキックトントン」「るんるんるるんぶるるんぶるるん」「あの坂をのぼれば海が見える」……
メロスは激怒した、がミームなのも、絶対教科書の影響だと思います。
教科書図書館(江東区にあります)に行きたくなってきました。


明日最後の英語プレゼン、でも原稿暗記してない、最終レポートのアンケートも作ってない、なので、現実逃避終了、タイトルに戻る。やーりーたーくーなーいー。

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