RESEARCH Conference2022のデザイン
こんにちは、RESEARCH Conference 2022のデザインを担当したPeachです。今回は前回の記事から半年ぶりですが、胸熱の心のままに、RESEARCH Conference 2022に関わるデザインについて書いていこうと思います。
RESEARCH Conference 2022のデザインを担当したきっかけ
何故こんな素晴らしいイベントのデザインを担当したの?と気になる方もいるかもしれないので、きっかけを書いておきますね。
端的にいうとこ2つ、主に1.の理由が大きいと思います。
1. UXリサーチをしているデザイナーだったから
発起人のmihozonoさんkeinyさんとは異動前一緒に働いていた同僚でもあり、現グループ会社ソウゾウのUXリサーチの立ち上げではめちゃくちゃ相談に乗ってもらったという間柄。私がデザイナー兼UXリサーチャーであることから想起してくれたと聞きました。
2. STUDIOでデザイン&実装の実績があったから
依頼の時点で、スタッフが簡単に差し替え・追加ができる運用にしたいということもあって、STUDIOを想起されていました。グループ社内初のSTUDIO導入から、今も愛用し続けてきたことも繋がった気がしてとても嬉しく思いました。
※このあたりには今回触れないので、ノーコードツールに興味のある方はよろしければこちらをご覧ください↓
「一つのことを極める人の方がレベルアップが早い」という意見も多く、自分自身もそのように思うところもあり、UXリサーチもデザインもやっていきたい事を悩んだりすることもありました。
しかし、今回の依頼を受けて「私だからこそ、自身が体験した体感を持ちながら、リスペクトと愛を持ってRESEARCH Conferenceのデザインができる!」と、デザインする前からワクワクに満ち溢れていました。
対話から作るビジュアル「どんなイベントにしたい?」
UXリサーチ、UXデザイン、デザインリサーチ…などなど様々な名称がある中、あえてなぜRESEARCH conferenceという名称にするのか、誰のために、何のために、どう感じてもらいたいイベントなのか?
ときには他のイベントのビジュアルイメージと比較しながら、発起人のお三方からイメージをヒアリング、イメージを深掘りしていきました。
ロゴも超絶ラフ版ですね。全体のイメージを見てもらうために、ラフはこのくらいの粒度で出すことが多いです。(切れていますが、ページ全体のラフもついています)
自分の中で大切にしているUXリサーチのエッセンスも取り入れる
依頼の背景から、UXリサーチに携わる自分だからこそ、自分が大切にしているUXリサーチのエッセンスも取り入れたいと考えていました。
この時点ではグッズ作成まで依頼されていなかったのですが「パターンとして利用しやすいモチーフはイベントクリエイティブには必須かな?」と考えていたので、それを見越して使いやすいモチーフ・そこから単純化した図形を検討してからWEBサイトやロゴ作成を行いました。
WEBサイトはこちら↓
ちょっと裏話
さすがUXリサーチャー…こちらの意図を汲み取ったり、先回りして必要な情報を準備したり(聞く前にほとんどnotionにまとめられている…だと…!?)、締め切りを意識してチェックしてくれたりするので、めちゃくちゃ仕事がしやすくて…スムーズすぎて…楽しさしかなかった…なんだこれは…?
制作期間が短くなってしまうことを危惧して「ティザー公開を先に公開してその数週間後に情報追加して公開しよう」と言ってくれたのですが「登壇者など重要な情報はイベント告知後に公開されている方が盛り上がるよなぁ」と思ったので、公開スケジュールを前倒してティザーなしの公開をしました。そんな感じでリリース後にロゴをひっそりと調整しています。(もちろん、主催に相談した上ですよ☆)
次にイベント系のデザインをするなら気をつけたいこと
スタッフの皆さんがいい人すぎて、私に遠慮してnote用のOGPなどを自分で作ってくれたりしていて、「サイト・SNS・コンパス用だけじゃなく記事用のOGP作っておくべきだったーーー!!!」となって急いで簡易的なものを作ったことも。
今回学んだことが、こういったイベントのデザイン時はWEBサイトだけの時と必要なものが違ったりします。必要そうなものを先回りして作っちゃう、スケジュールに組み込むのは後々焦らなくて良いのでおすすめです。
走り切ったグッズ作り
(時間がないのに)このデザイナー、ノリノリである
会場コーディネートを誰がどの程度やるかを擦り合わせていなかったので、印刷的には割とタイトな感じでドドドンと作るものが増えました。
しかし、元々イベント想定で展開しやすいようにロゴを作成していたので、「待ってました!!」的な展開です。
むしろサイトに入りきらなかったコンセプトや、印刷だからこそできるグッズへの活かし方もこだわれて最高の時間でした。何なら時間がないのに「これはなくていいんですか?」とかノリノリでしたからね、もう最高のイベントにする(なる)ことしか考えていない。
難しい袖ギリギリのプリントを1枚1枚合わせてくださったARTONさんに圧倒的感謝…!! mihozonoさんとARTONさんに行って色々刷ったり、印刷用グッズを選んだりしたのも楽しい思い出です。
また、スタンドは初めて作る大きさだったので、大きさを検討するために複数サイズをキンコーズで印刷したり、同じ高さになるよう冷蔵庫や壁中に貼り付けたり、色バランスを見るために印刷したA3用紙を繋ぎ合わせてパターンを試したり…もはや趣味レベルのENJOY
序盤に記載したエッセンスやモチーフが散りばめられています。写真に写ったりする事を踏まえてちょっと映えるイベントらしいデザインでお気に入り。
最高の当日を迎えて思ったこと
当日は約束された以上に最高of最高…
しかしまさかの当日写真撮影を担当させてもらったので、実は当日は走り回っておりましたw
登壇者の方々やスタッフの熱気を感じるだけでも、既に最高であることが分かるぜ…という感じだったのですが、アーカイブ配信を見てLTの内容に唸りましたよね…。
詳しい様子はこちらの記事をご覧ください↓
配信枠も作成させていただいたので、当日会場の配信中の姿と、皆で中継で見てる画面を両方見て「こんな風になるの!?」と感動してました。
こんなにイベント全体のクリエイティブをガッツリ担当させてもらったのは初めてだったので、本当に楽しく貴重で、学びの多い時間でした。
そして、RESEARCH Conferenceの記念すべきSTARTを担当させてもらえて幸せでした。
冒頭で記載した通り、私自身がUXリサーチの専門家じゃないことから、最近はUXリサーチに消極的になってしまうこともありました。
そんな中「START」のテーマに沿った発表を聞いて、様々な業種・職種の皆さんが(雲の上のように見える優秀な方々が…)一歩ずつ始めていっているんだということを知り、改めてリサーチの必要性を感じましたし、勇気をもらえた1日でもありました。
最高のイベントが終わってしまったら次回開催も期待してしまうというもの。次はオフラインで参加者の皆さんと交流もできたらなあと勝手ながら祈っています。(次回開催がある前提でnoteを書いてしまったけど特段情報はありませんw)
至宝のLTが無料で見れてしまうアーカイブ動画が公開されていたので、見逃した方も是非チェックして見てくださいね!
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