息子福山あせって努力が実る
先日、大学受験の50%が推薦入学になっているとnoteに書いた。
我が家の息子福山も指定校推薦で大学に進学している事は、長らくお付き合いいただいている読者の方々は知っている出来事だと思われますが、
しかし、今思うと、指定校推薦でよくぞ第一志望の大学をゲットできたものだと思う。
内申点が取れないから公立高校の受験で不利となった息子福山が、内申をとって指定校推薦を手に入れたのだから、今思えば、大きな博打でもあった訳である。
高校3年間の内申をしっかり取らないと上位には食い込めず、希望の指定校推薦を勝ち得る事が不可能だからである。
高校3年間、ほぼ息子福山に進学についての話はしていない。
ただ息子福山に伝えたのは、特進に入ると指定校推薦が取れないという条件だけだ。
高校受験で滑り止めの私立高校の確約を取った時に、特進のテストを受ける予定を立てていた。
それをやめたのである。
そして、入学後、特進に上がるチャンスはあったが、その時点で、特進に入ると指定校推薦が取れないという情報を息子福山に伝えていた。
最近になって息子福山が言っていた事なのであるが、高校に入学してすぐに、このままでは大学に進学できないと言われたという話が、息子福山を奮起させた出来事らしい。
旦那がいったのかなと思う。
高校受験のための塾通いで、息子福山本人がやり直したいと思った時にやり直せるように、基礎学力をつけておいてあげた。
だから、あとは、本人のやる気だけで、高校時代口出しをしなかったのだ。
これから高校生となる人に、簡単には指定校推薦での大学進学をお勧めできない。
それは、本当に簡単では無いからである。
指定校推薦で大学進学を目指していて、指定校推薦を取れなかった時に、一気に一般受験に突入しなければいけない状況に陥るからである。
また、自称進学校ならなおさら目も当てられないだろう。
指定校推薦を取らせないようにする学校側があるという話も聞いている。
我が家の息子福山は、自分の力で高校3年間戦い抜いて、指定校推薦を勝ち得て、一回り大きくなったと思う。
公立高校受験の失敗が息子福山を強くさせたのだと思う。
大学も留年したが、逃げる事もしなかった。
一人暮らしをしながら、中部地方で勤務しているが、きっと、指定校推薦を勝ち得た経験、大学を卒業した経験は、現在生きていると思う。
まだ、これから先の未来、いろんなことが待ち受けているだろうが、高校時代から本人の意思を尊重して見守ってきたことを継続していこうと考えている。