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頭が悪いとかいいとかで人を選んだ事がない

昨日の続きなんですけど。

親友とフェイドアウトしたのは、前にも書いたと思うのですが、息子福山の高校受験の日の出来事でした。

遠方に住んでいる親友が、息子福山の公立入試の当日に上京してきたんです。

当時、親友は長い介護の日々を過ごしていました。

事前に何回か電話をもらいました。

当日の夜、一緒にホテルに泊まって1夜中、語り明かしたいと言われましたが、流石にそれは、無理とお断りしたのですが、入試の当日、親の出番はないかと思い、親友を出迎えたんです。何も理由を聞かずに。

息子福山の試験日当日、上京してきた、親友と親友の娘二人を地元の観光スポットに案内しました。もちろん、事前リサーチして考えたコースでした。

遠方に住んでいたので、なかなか会えなかったので、再会はすごく嬉しかったんです。

そして、公立は、チャレンジ受験だったので、息子福山は不合格。

まあ、シナリオ通りだったんです。

でも、その後思っていたんです。

不合格だったからこそ。親友からの事前の電話連絡や入試当日の上京、それらがなかったら、もっと、息子福山と寄り添えることができたんじゃないかと後悔したんです。

だいぶ昔、親友のご主人が出張先から、しらすを贈ってきてくれた事がありました。もちろん、しらすのお礼を贈りました。それがきっかけで、お中元お歳暮のお付き合いが始まってしまったんです。

電話で親友が最近、さっぱりしたものしか受け付けなくて嗜好が変わったというのを聞いていたので、お返しはいろいろ悩みました。

しらすは、家族が大好きだからすごく嬉しかったんですけど、その後から、私しか食べれないものが贈られてくるようになって。持病も発症しておりましたから、お返しも正直きつかったです。自分しか食べれないから、自分のお小遣いでお返しをしていたので、安いものしかお返しが出来なくて。

だいぶ経って、今度、親友が、お返しに海苔がいいと請求されて、何回かお付き合いしたのですが、もう無理。ってなって、お中元お歳暮を辞めたいと伝えました。

そして、親友が介護を終わって、一年ぐらいした頃電話をしたんです。

息子福山の入試当日に上京して来た時の本当の気持ちを伝え、ただ一言、「ごめん」と謝ってくれたら、笑い話になる予定でした。

そしたら、「上京した時に会うのは、誰でもよかった。私は、前を向いて生きているんだから、昔のことは振り向かない。」と言われたんです。

高校時代、親友が長期休みをして高校を欠席した事があったんです。

学校に出てきて担任と話し合いの後、ぽつりと親友が言ったんです。

「私と、アジフライは、高校入試の時に、同じ順位だったって、担任が教えてくれたの。」と。

その時は、何も思いませんでした。長期休んだ理由も聞かず、そっとしていました。周りのみんなも。本人から理由を聞くこともありませんでした。

でも、今思うと、同じ順位だったから、友達を続ける理由になったの?

そんなの嘘に決まってるじゃん。

ボタンの掛け違いは、遡ると、高校時代から始まっていたのかもしれません。

2011年から書いているブログを親友は読んでいたそうです。

ブログには、息子福山の高校受験への諸々を書いていました。

入試当日に、わざとかき回すために上京してきたの!?

とさえ、疑う自分がいました。

何も知らない親友との過去の話。


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