ヘルパーさんから父親のお金が届く
今日もぐずぐずした一日でした。
実家の遺品整理にともなって、自宅に物品を搬入するための場所づくりをしなければいけないのに、ちっともそんな気が起こらなくて。
仏壇を置く予定の箪笥の上も本が山積みになっているので、片づけなくてはいけないのに、手つかずです。
そんな中、ヘルパーさんから現金書留を受け取りました。
現金書留を送ってくださったヘルパーさんが、弔問にいらしていただいた際に話していた父親のお買い物の残高である。
3,717円である。
父親には、毎月4万円渡していた。
その中から、100g1000円のお茶、コンビニで配達してもらっていたお米やウーロン茶。
そして、朝食の納豆や焼きのり、卵、瓶入りの焼き鮭のほぐし、お昼のおかず等々をヘルパーさんにお買い物をお願いしていた。
毎月4万円しか渡していなかったが、結構、父親は貯めていた。
貯めて、通販でカラオケ機を購入したり、マッサージ器を購入したりと、堅実的な家計運営を行っていたのである。
夜の父親のお弁当は、見守り代も含まれていたので、月2万超えであった。
息子福山が実家を訪れると、父親は気前が良く、1万円をぽんっとくれた。
私にもよく、お小遣いをくれた。
自分の道具類を処分する時には、処分をしてくださったご近所さんに、その中から10万円ほどの手間賃を払ったようであるが、父親の節約上手には舌をまいたものである。
入院が決まって、父親のカバンの中をみたら、10万円ほどの現金が入っていたので、へそくりを入院中は預かると預かったお金は、現在も手つかずである。
毎月残った年金は3万円ぐらい。
入院をした時用の準備費や介護タクシー代、家電の買い替え用に積み立てていた。
夜間救急にかかった時など、介護タクシー代は、1万を超えたものである。
家電も介護期間の4年間で、ipad、食器乾燥機、電気ポット、シュレッダーなどを買いそろえたりした。
生活に不自由が無いように、その点では節約することなく、取り揃えていった。
プリンターのインクもよく買ったものである。
父親の年金は本当にありがたかった。
実家に向かう交通費もすべて父親持ちだった。
実家に滞在するときの食費や雑費類も父親持ちだった。
最後の最後までお金で困らせられることはなかった。
父親、4年間頑張ったな。
父親は葬儀は行わず、直送でいいと生前言っていたが、家族葬であったがキチンと葬儀をあげてお別れできてよかったと思う。
それもすべて父親のおかげ。父親が一生懸命働いて、払い続けてくれていた年金や介護保険のおかげだった。
小さいころから母親に将来両親をみるのだよと言われ続けてきた結果はどうなのだろう。
立派に任務を遂行できたであろうか。
両親ともに、あっけないお別れであった。
両親をみるという重い十字架。あとは、遺品整理だ。頑張ろう。
いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。