大学生救済
やっと大学生救済の話題が上りはじめている。
我が家にも大学生が一匹いる。
それも留年した大学生である。
それにしても、バイトで生活費や学費を補っている大学生が多い事を今回の件で露わになった。
うちの息子の大学では、一律給付が行われるらしい。
給付と言ってもささやかな金額である。
まあ、理系大学生が一か月分バイトをした金額位である。
大学で、PCも無償で1年間貸し出しをするらしいのであるが、息子福山がつぶやいていた。友達家にwifi環境が無いって言っていたと。
確かに、大学からの給付金ではPCは購入できない。
その給付金で、wifi環境を整えるのであろうか?
それは、バイトで生計を立てている学生にとってやっかいな出来事である。
我が家では、家族4人がネット環境を利用しているのだが、一番お安いコースの支払いである。一人暮らしの学生には、ネットを自宅に繋ぎ、それを毎月維持する事は並大抵のことではないだろう。
しかしながら、バイトで生活費や学費を賄っている学生達は、もしもの場合退学を余儀なくされる博打を打っていたのであろうか?
今回は、コロナという災害であるが、単純に体調を壊してバイトが出来なくなるという不安は考慮せず、進学をしたのであろうか?
息子の大学には、家計が切迫した学生に救済措置があり、学費の免除があるけれど、他の大学はどうなのであろう。
大学に進学するという事は、潤沢な資産が必要なのである。
それが露わになった出来事であったような気がする。
それらを救済する前提は、小中企業に対する救済と同等である。
自由主義社会の中での出来事だから、社会主義のように手厚い救済ではない。厳しいのう。
当初、息子福山は大学をやめバイトをしながら資格取得をめざしていたが、今思うと、その道をやめて、留年したことは良かった出来事である。
しかしながら、今年一年は留年したことにより、一年、余分に学費を払わないといけないと言う、なんとタイミングの悪い出来事だ。
本来ならば留年したことをきっかけにバイトをするチャンスだと思ったのであるが、留年したからこそバイトをしている場合ではないと言う息子福山の意見がまかり通る結果になってしまった。
アジフライが思うに、学生支援機構の給付金だけでは、バイトで生活費と学費を賄っていた学生は足らないと思う。どうする。どうする。
このコロナ騒ぎで詰んだ人達の多い事、多い事。
このコロナ騒ぎはいつまで続くのであろうか。東京都では感染者の人数が激減しているが、検査数も激減している中、コロナ騒ぎが本当に終息するのかは怪しい。
コロナと長い付き合いをしなければいけない場合、どうしのいでいくのか。
悩ましい問題である。
いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。