旦那と深夜にあんみつを食す
いつも、いつも仲間外れになっていたアジフライであるが、単なる旦那の気まぐれなのか、最近、仲間に入れてくれるようになった。
アイスもいつもだったら3つしか買ってこなかったのに、先日、アイスが4つも冷凍庫に入っていたし、
「誰もアイス食べないんだな。」と旦那が言うから、どうせ自分の分は無いだろうと、「アイスなんか入っているんだと。」冷凍庫を開けたら、アイスが4つ入っていて、「これにしよう。」とアイスを一つ手に取ると、「こっち食べるから、あっちにしろ。」とか旦那がのたまう。
なんか嬉しい。
病気になる前は、アジフライがいつも4人分買っていたのであるが、持病を発症し、旦那が財布を持ち始めたら、いつもアジフライは仲間外れで、最初こそ寂しくて苦しんだが、なんか最近では何も感じなくなっていた。
だから、なおさら嬉しい。
そして、昨晩、「誰もあんみつ喰わないんだな。」と旦那がのたまうので冷蔵庫を開けたら、人数分のあんみつが入っていた。
前に、「お金出すからアジフライの分もあんみつ買ってきて」とねだっていたのを覚えていたのかしらん。
そして、深夜、あんみつを食べながら、娘と息子福山の話題で旦那と盛り上がる。
なんか息子福山は、アジフライに対して、論理的に話をして、いつも論破しようと試みてくるから疲れる事を述べると、旦那が、そのうち話を聞き流すすべを覚えるでしょ。と笑う。
どうやら、アジフライ対策には、聞き流すのが得策であると述べているように。
娘からは、子供の為に離婚をしない夫婦のように見えているらしい。
正直、子供が出来る前は、幾度となく離婚を考えたけれど、
そういえば、いろいろあったけど、子供が出来てからは、離婚なんて一回も考えたことが無い事に気が付く。
日々、不満はあるものの、子供達の問題で悩んだ時に、最終的な答えは旦那の意見と同じ考えにたどり着くし、
その瞬間に、21歳の時に結婚相手と決めた時の、旦那の良さにたどりつく事を、先日、娘に話したけど、この感覚って結婚してみないとわからないんだろうな。と思った。
旦那とは、趣味で気が合うのは読書ぐらいで、あとはさっぱり。
小さい頃、家族でキャンプに行って楽しんだアジフライは、子供達を連れてキャンプに行きたかったのであるが、旦那が、「虫嫌い。」「トイレは水洗で綺麗じゃないと嫌。」とか全く実行が不能だったし、
もう旦那とは、親と一緒に暮らしている時間よりも長く一緒にいるから、今では、旦那は親よりも身近な存在になっている気がする。
まあ、たまたま機嫌が良かった昨晩であったが、あんみつがやけに美味しかった。
いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。