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スキルを言語化できない悩み

アウトソーシングを休止して、もう1ヶ月以上が経っている。

今回の父親の件で、長期のコンスタントな仕事を請け負っていなくて良かったと正直思っている。

大体がPCで行う仕事だから、ipadとスマホでは仕事にならない。

どこでも仕事ができるように、ノートPCが欲しいものであると、うっかり息子福山の前で、口を滑らせた。

現在、使用している旦那のデスクトップPCは、もう10年選手である。

そのもっと大昔には、自分のデスクトップPCを持っていた。かれこれ、インターネットが繋がった大昔の出来事。

だから、PCを買う事に無縁だったから、最新のPCの性能を知らない。

そんなところがダメなんだと、息子福山にダメ出しされた。

口では、プログラミングの仕事を請け負うだのなんだの言っているのに、知識が足らなすぎると息子福山はのたまう。

フリーランスになったら、何かトラブルが起きたら、自分で処理を行わなければいけないから、幅広い専門的な知識が必要なのに、ママには知識が足りなすぎるとたたみこむ。

どこでスイッチが入ったのか、息子福山のPCの性能の講義が始まった。

Adobeのサービスを使用するには、それなりの性能がないと使えないという。グラフィックボードを積む必要があるから、ゲーミングPCだと、お得だという情報もくれた。

しかし、息子福山の話が長くて、ほとほと疲れた。

すぐにでもベットに倒れこみたかったが、お腹に力を入れて、やっとの思いで持ち堪えていた。

アジフライ曰く、知っている人に聞いた方が手っ取り早いと考えているので、PCを買うなら、息子福山のお勧めを買おうと簡単に考えていたのであるが、

なんか、理系のくせに、知り合いの同級生が、性能の悪いPCを買ってしまって、授業で使うソフトが使えなかったそうだ。それもかなり金額を払ったらしい。

PCを買う時に、店舗でおすすめなどを聞いたら、高額の性能の悪いPCを押し付けられるという話は、常識とは捉えていたが、

アジフライは、検索が苦手である。

息子福山は、常に検索をしているらしい。

最近の子と、昔の人間との差を感じた。

そして、ふと、考えた。

アジフライは、自分のスキルを言語化出来ていないのではないかと。

仕事に着くと、何なりと仕事をこなす事ができるのが常である。

しかし、アウトソーシングでは、言語化しなければ、仕事はもらえない。

そう考えると、資格って便利だなと思った。

息子福山にとって、アジフライは、何も知らないおばさんに映っているようである。

その溝の埋め方がわからない今日この頃である。


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