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東洋大学年内入試での落胆

今日は、東洋大学の年内入試の事を取り上げようと思います。

すでに、近畿地方では当たり前となっている年内入試を2025年から東洋大学も行うというニュースなのですが、

これは、受験生にとってメンタル削られる制度だと思われます。

東洋大学が発表されたのは、今年の3月の事。

今回の動画は、今月、この東洋大学の年内入試を取り上げたダイアモンドラボの記事を取り上げた感想を述べているものです。

東洋大学は、2025年度の入試から学校推薦型選抜に「基礎学力テスト型」を導入する事になりました。

選抜試験は、「英語と国語」もしくは「英語と数学」の2教科の学力試験のみで、評定平均値や面接などはない。

東洋大学に追随したのが、大東文化大学や基礎学力1教科と口頭試問による総合型選抜を実施する清泉女子大学である。

基礎学力テストは、現行の共通試験と傾向が大きく異なるセンター試験と出題傾向がそっくりで、対策が割と簡単であるそうだ。

また、英語に関しては、英検などの外部試験のスコアも利用できるので、東洋大学の場合、1教科の対策のみも可能になる。

合格発表は、12月10日であるが、最終手続きの期限は、2月28日の設定で、他大学合否を確認したうえで入学申込金などの支払いをする事ができるので、併願校としての受験もありという事で、メリットしかない。

年内に東洋大学の合格を得て、MARCHや早慶を目指す受験生も多いのではないかと予想されている。

そこで、ここが受験生の正念場だと感じている。

東洋大学を目指している受験生には、ハードルが高くて、不合格となり自信喪失するのではないかという心配である。

また、トップ校でありながら、いざ、大学受験を行ったら、日東駒専で滑り止まらず、全落ちする受験生がいたという話を聞いたことがあるからである。

トップ校レベルの受験生であれば、クラスメイトと同等の東大や京大を目指し、結果、早慶でという目論見の場合、年内の東洋大学の不合格を味わったら、受験生の焦りは半端ないのではないだろうか。

たぶん、東洋大学の年内受験は、受験者が殺到すると思われるが、いろいろな悲劇が生まれる事は想定されるのである。

しかし、東洋大学の年内受験に合格さえもらえれば、年明けの本番の受験で1校分受験対策をしなくても済むので、こころおきなく、他大学の受験を行えるのではないかと思われる。

ただ、国公立を受験する受験生は、東洋大学に合格したら、国公立の合格発表前に、入学申込金等の支払いが発生してしまうので、要注意である。

少子化で大学も生き残り対策に忙しいのだろう。


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