意味の無い会話に間が持てない
最近、娘と息子福山と3人で会話をする時間が多い。
結構、ロングランとなる。
今日もそんな時間の中、いつものように、息子福山がPCの前を陣取り、動画を観ながら発声練習をする。また、始まったかと笑っていたのであるが、「なぜ、ママは動画を観る時に、イヤホンをしないのか?」と問う。
アジフライが最初に動画を観ていて、誰かがそのあとリビングのテレビをつけているだけなのであるが、その動画をみている音がうるさいとのたまう。
そんな指摘を受けて、反省するとともに、いじけていた訳であるが、
息子福山が人気声優の動画を観始めた。
それを面白そうに二人の子供が楽しんでいたのであるが、どこが面白いのかツボがさっぱりで、シャワーでも浴びてこようと席を立ったのである。
歳なのであろうか、若者の面白いツボがまったく理解出来なかったのである。
そういえばと、先日、娘が、「幼稚園のお迎えの時に、ママ友の中にいたママが居心地が悪そうだった。」と感想を述べた。
「いや~~、そんな事はなかった。」と記憶をさかのぼって返事をした。
アジフライは、マイペースである。
もともと、自分の意見を持っていて、人に流されない人生を送ってきたのであるが、子供を持った時に心に決めた事があった。
自分一人だったらそれでもいいけど、それで子供達の立場が悪くなるのは本望ではないので、足並みをそろえようと。
だから、たぶん結構無理をしていた事を、子供が感じ取っていたのかもしれない。
何が一番つらかったかと言うと、お友達の家に遊びに行った時のママ友との会話の時間である。
子供達が遊ぶ傍らで、ママ友たちが談笑をするのであるが、意味の無い会話に間が持てない。
中身の無い会話の中に、いたたまれなくて苦痛であった。
ママ友たちの会話を今思い出そうとしても、なんについてとかの目的も無く、ただ、中身の無い会話の時間が永遠に続く。
普通ママ友の会話とか、情報交換とかするんじゃないのかな?などと思っていたのであるが、そういうものでもなかった。
会話で盛り上がるでもなく、ただただ時間だけが過ぎる、とても退屈な時間にすごく感じた。
子供の遊びに付き合っているだけの時間であったが、娘が当時を振り返って、その時間が地獄だったとのたまうではないか。
娘は、一人で絵をずっと書いていたかったようである。
親も子もその時間が地獄だったと当時知っていれば、その船にわざわざ乗らなくても良かった訳である。
良かれと思っていた事が。
子供達との会話で疎外感を感じた時、その事を今日は思い出していた。
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