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家族のカタチ

今日は、実家の登記の提出に行ってきました。

場所がわからず、スマホの地図案内を元に、法務局に向かったのですが、生前母親と確定申告に行った場所でした。

帰り道を辿れば、子供の頃、両親と花火大会を見に行った道に辿り着きました。

知っていたはずの道も知らない道へとなっていた事が多々あります。

さて、登記も終わり、どこかでお茶でもして休憩しようと考えたのですが、そういえば、「きのう何食べた?」の映画が公開された話を見つけたので、今から地元に戻って観れないか調べたら、観れそうなので、お茶もせず、赤い電車に揺られ、映画館に向かいました。

いつ見てもジルベールいいですね。

この映画を見たら、なんだか、家族のカタチを考えさせられました。

専門学校時代、同級生が、この専門学校を卒業したら地元に戻って家を継がなければいけないと言っていた子がいました。

家を継ぐってなんだと当時は思いましたが、アジフライもなかなかのもの、家に縛られた人生でした。

それは、子供の頃から一人っ子と言うことで、将来は親の面倒を見るのだよと、母親に言われ続けていた影響で、新卒で思い通りの就職が出来なかったのです。

東京で就職をするには、家を出る事になったので、それってどうなの?って、考えさせられました。

そして、その次は、結婚相手を考えた時です。

遠方に嫁ぐという選択肢は、ありませんでした。

しかし、家に縛られ結婚をしないという選択肢もありませんでした。

実は、高校生の時に、父親の後輩が実家をよく訪れていたのです。

父親はその後輩を可愛がっており、どうやらアジフライの結婚相手にと考えていた感じでした。

でも、そのお相手、歳が離れておりまして、結婚相手などとは、到底、考えられませんでした。でも、結果、その方と同い年の旦那と結婚することとなるのですが。

旦那の実家は、関西です。

だから、年末年始は、旦那の実家で過ごして、その帰りに実家に雪崩こむ感じでした。

子供ができたあとは、荷物が多かったので、関西から実家へ荷物を配送する手続きをしたものです。

どうにかこうにか、両親を無事、見送る事が出来ましたが、結婚をし、子供を持った事は、良かった事であると感じています。

それも2人の子供にも恵まれて。

登記の手続きで、父親の出生からの戸籍謄本を紐解いて、継ぐって大切な事なのだと、すごく感じました。

そこへいくと、「きのう何食べた?」の母親達の複雑な気持ちわかるような気がしました。

皆さんの家族のカタチは、どんなカタチなのでしょう。

正解は無いような気がします。


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