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穏やかな土曜日、布団干す

我が家に土曜日なんかない。

あるのは、日曜日だけである。

そんな我が家であるが、本日、旦那がお休みで予定が狂ってしまった。

もちろん、ごみ収集もあるから寝坊もできない土曜日。

今日は、ハンドメイド構想の続きをしようと計画していたのであるが、リビングのTVを占領している旦那のムードに飲まれてしまい怠惰な1日となってしまった。

しかし、本日は、天気がいい。

風もない。

じゃあと、布団を干して、カバー類を洗濯して、ベランダは、花盛りである。

久しぶりにベランダに出て、久しぶりに深呼吸をして気分転換になった。

そんな日になぜか懐かしい事柄を思い出した。

我が家の子供だちは、2人とも、小学一年生に上がるまでに、足し算と引き算のドリルをやっている。

迷路から始まって、ひらがなのドリルもやっている。

息子福山に限っては、保育園時代のお風呂に浸かる時間で、

1+1=2

2+2=4

4+4=8

と4桁ぐらいの倍々ゲームの暗算特訓をして暗算力を鍛えた。

1年生では、数検の分数の授業のプリントを学校でいただいて、大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんに紛れて、分数の授業を受けさせるという、ちょっとした先取り学習をしたものである。

それは、上の娘の時、ゆとり教育だった影響である。

ゆとり教育だったから、親も勘違いをしていた。

お友達は、1年生から学研教室などに通っていたが、うちの娘は、日能研の「知の翼」という通信教育を学ばせていた。

「知の翼」の教材は、すごく面白い。

自分も上の娘が生まれる前後に、通信教育の中学理科の赤ペン先生をしていたので、子供たちが、親に押し付けられて、嫌々、課題を提出している内情なども知っていた。

だが、「知の翼」は、計算だけでは解けないパズルみたいな難問が楽しめた。そして、娘が一番喜んで取り組んでいたのは、自分で書いた絵を教材と一緒に送られてくる新聞に載せる楽しみがあった。

一度であったが、娘の絵が新聞に載った事があった。とっても嬉しそうな娘の笑顔が忘れられない。

もう、「知の翼」の通信教育は、提供を終了してしまったらしい。

しかしながら、上の娘の時に思ったのであるが、学校の勉強だけでは、ダメだという事であった。

それを身に染みたので、息子福山には、先取り学習を強化したのである。

先取り学習を強化した割に、九九は教えなかったので、苦戦した。

だから、多分、一年生に上がる前に、引き算と足し算と九九を覚えさせるのが、正解だったんじゃないかと今は思っている。

ゆとり教育という、へんてこりんな教育方針がなければ、「知の翼」という面白教材にも出会えなかったのかもしれない。


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