テスト期間中に語る
息子福山が、大学のテスト期間中なので、在宅しがち。
そんな本日もお昼過ぎに、息子福山は、リビングに降りてきた。
先日、スタバで、メロンフラペチーノを飲みつくし、息子福山のおごりで、牛乳入りのホットコーヒーをお代わりして、長居をした際に、息子福山に言われた。
アウトソーシングするより、外に働きに出た方が、お金になるんじゃないの?とごもっともな意見をいただいたのだ。
その関連事項を遺言のように、息子福山に語ったのである。
「将来、結婚する奥さんの仕事の事についても考えてあげて」と。
そうしないと、スキルは余るほど持っているのに、ママのように稼げなくて、将来、宙ぶらりんになってしまうから、奥さんを手伝うのではなく、自立が出来るようになりなさいと。
うちの旦那は、プライドが高い。
一生懸命仕事をしているのだから、文句を言うなと言う。
稼ぎを増やすには、妻が働くしか方法がないのに、仕事の事を考えてくれなかった。
確かに、お風呂掃除やごみ捨てなど、家事の協力はしてもらったが、外で働くのは、勝手に働いているだけという認識で、ノータッチだったのだ。
私の人生は波乱尽くしである。
妊娠をすると、流産しやすく妊娠したらすぐに安静せざるおえなかった。だから、まず、産休などの選択肢を持ち合わせていなかった。
そして、妊娠の前に、祖母の介護の手伝いが降ってきた。
そしてまたまた、息子福山の肢体の障害疑惑でのリハビリ生活。
その後、1歳半から息子福山を保育園に預け、2人の子育ての中、パートで働いても膨らみ過ぎた家計の収拾が付かずに、ぱちんと割れた。
40歳で持病を発症。
年の離れた旦那と交換で、家計を支えるために、社員で働くために、子育て中もスキル磨きを怠らなかったのに、長い闘病生活に入る事になる。
と、苦い経験があったから、息子福山には、結婚しても、家事や育児を手伝うのではなく、自立が出来る男の人になってもらいたいのだ。
将来、お金に困らない生活をするには、産休、育休を取って、会社に残り、安定した環境で仕事が出来る事が理想だと息子福山に伝えたら、「相手が望むならね。」とのたまった。
ところで、新卒での就職は、どんなイメージを描いているのという話になった。
「転勤のある会社とかもあるし。」と言うと、田舎で働くのも考えたんだけど、車が無いと生活できないしな。だから、地元か東京。
どんな仕事につくの?
顧客営業でなくてもプレゼンテーションなどで、社内営業は免れないよ。と。
とりあえず、大学の研究室の反響も気にして、就職先を探すみたいである。
本当に、今日の会話は、尊いと自分で満足している。
いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。