アウトレットパン屋
今日はお昼前に、頼みごとをされて隣町まで足を延ばした。
息子福山から、テイクアウトのお弁当を買ってきてくれと頼まれたが、果たして、隣町にそんな気の利いたお店があるだろうかと思いながら歩いた。
今日も暑い、マスクの下は汗びっしょりである。
自宅付近は、さびれている。
コンビニと簡易的なイオン系のスーパーがあるだけで、全部の品が揃わないので、都会に出なければ生活が出来ない地域である。それにくらべ、隣町は、もう少し商店街がある訳であるが、
息子福山と目星は立ててあった。
ラーメン屋とやきとり居酒屋でテイクアウトが無いか、きょろきょろするけれど、やっぱりもともとさびれている商店街の店舗であるため、テイクアウトのお弁当なんて発想は無いみたいであった。
さて、どうしようと頼みごとのお店まで行く途中、人が並んでいる所があった。
去年出来たパン屋の前である。
あれ?ヒット商品が出たのであろうか?
と並んでいる人を横目に通り過ぎて、用事を済ませた帰りに、並んでいる人に声をかけてみた。
「これ、何の列ですか?」
「そこのパン屋の列ですよ。5人ずつしか入れないから。」
「なんか人気のパンがあるんですか?」と問うと、
「サンジェルマンのアウトレットのパンが売っていて美味しくて安いんですよ。」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「今日中って書いてあるけど、次の日もいけますよ。」とのたまうではないか。
もちろん並んでみました。
店内は、以前と変わって、棚にはこれでもかと並ぶパン。
息子福山にショートメールを送ったんです。「今日のお昼パンでいいか?」
「美味しいパンならおK」と注文があったので、惣菜パンを探す。
なるほど、本当である、食パンにサンジェルマンの店名が明記されているではないか。」
パン屋のアウトレットとか、初めての経験。
惣菜パンを集めて集めてレジに向かうと、なんとバケット1本100円也。
バケットだったら、切り分けて冷凍すればいいじゃないかと2本抱える。
しめて、1000円ちょっと。
トレーの上が惣菜パンで埋め尽くされたのに、1000円ちょっととか、まじ嬉しい。
早速自宅に帰り息子福山とパンを食したのであるが、評判はまずまずである。しかしながら、パン好きのアジフライとしては、やっぱりアウトレットだなと言う感想である。
サンジェルマンのアウトレットを展開するブレッドボックスは、サンジェルマンの工場直売なんだそうだ。
面白い商売を考えるものである。
パスコの食パンの美味しさに目覚めてから、パン専門店でパンを買わなくなったが、バケット好きの息子福山の為に、またリピートしようと思う。
バケットにピザ用チーズをのせて焼いたら、贅沢な朝食である。
我が家の冷凍庫に、今後、バケットの在庫が無い日がなくなる予感がする。
いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。